Members Column メンバーズコラム

フルマラソン、その後!

堂野智史 (メビック扇町)  Vol.289

堂野智史

皆さん、お世話になります。
ちょうどこのコラムがアップされる頃には、イタリア、ボローニャに滞在していると思います。
13年ぶりの欧州訪問です。もちろん仕事ですよ。

ところで、50歳から始めたランニング。
前回も報告させていただきましたが、51歳10ヵ月で初フルマラソンを経験してから、
早くもこの1年半の間に6回のレースに出場しました。
サブ4を勝利とカウントすれば、戦績は3勝3敗。なんとかイーブンになりました。

この秋には1ヶ月の期間をおかずに、大阪と福知山の2つのレースに参戦。
いずれもサブ4をクリアできました。

でも、両レースは真逆のレース運び。
大阪は、とにかく前半体力を温存し、後半もさほどペースを落とさず、タイムを置きにいった感がありましたが、
福知山は、最初から積極的に気分よく自由奔放に走れるだけ走って、35キロ以降バテバテという内容。
大阪の時は左手に「気持ちを強く」って書いて、
疲れてきたら何度もそれを見ながら気合いを入れて自分を戒めていましたが、
福知山の時は「自分に負けるな!」って書いて走り、結局41キロからの地獄坂で自分に負け、
少し歩いてしまいました。
これが結果的にPB更新を達成できなかった要因になってしまったのですが・・・><。
30キロの通過は、大阪の時に比べて、7分も早かったのですが、
ゴールは11秒遅れ。ホントにゴール前で電光掲示板を見たときは、
「残念」って感じでした。

まさに、ここにフルマラソンの醍醐味というか、面白さがあるように感じています。
短い距離なら一気にいって、さほどドラマもなく終わるのですが、
フルマラソンは、30キロからがドラマの連続。
走ってみないとなにが起こるかわからないというのが、面白すぎなんです。

結果が出たときの爽快感はもちろんですが、
撃沈した時の悔しさも自分自身の刺激になって、なかなかいい感じなんですよ。
1年前の福知山では、37キロで心が折れて、走れなくなりましたが
その次の東京ではその経験を活かし、初サブ4。
今回は41キロで自分に負けて少し歩いたものの、1年前の同じコースで
21分も短縮するという結果を出しました。
PBを更新できなかったという悔しい思いがある反面、
1年前のリベンジを何とか果たせたという満足感は半端じゃないですよ。

こんなことを感じながら、日々トレーニングをしているのですが、
ホントに50歳からのいい趣味ができました。
最初はダイエットのつもりでしたが、今では健康を害するくらい、
いろんなところを壊しながら楽しんでいます。

まだいけそうな感じがしていますので、
老いる歳に反抗しながら、限界まで頑張りたいなと思っています。
これからも応援をよろしくお願いしますね!

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