Members Column メンバーズコラム

「巡礼街道をゆく」

安藤 幹根 (安藤公認会計士事務所)  Vol.795

公認会計士・税理士の安藤です。

今回は、司馬遼太郎さんの紀行文集「街道をゆく」に似せたコラム名にしてみました。

私が居住している兵庫県宝塚市には、植木の産地である山本から家内安全・商売繁盛の利益で知られる清荒神まで約5キロの巡礼街道があります。巡礼といってもお遍路のように長大ではありません。

 

巡礼街道の道筋

 阪急の山本駅から出発。駅の西側にある木接太夫(きつぎだゆう)という石碑の横を通ってしばらく歩くと松尾神社へ向かう参道が見えてきます。この松尾神社は、京都の松尾大社の末社で坂上田村麻呂を祭っています。

 その先5分ほど歩くと菅原道真を祭る天満神社を通ります。この天満神社と松尾神社の間には、山本の園芸流通センターの広場があり、時季により植木市や盆踊り大会、弓道大会などが行われています。

 そのまま進むと安産祈願で有名な中山寺が迎えてくれます。中山寺は梅林も有名ですが、節分の時には豆まきが行われます。この豆まきは「星祭節分会・除災招福豆まき式」といい、法会を行った後に豆まきをしますが、この豆まきが実に楽しい!私は、過去、5回以上福男の1人として参加させていただきました。もう参加することはないと思いますが、いい経験になりました。

 その先、縁結びの神様を祭る売布神社(めふじんじゃ)を過ぎると清荒神までの参道に繋がります。ちなみに、中山寺と売布神社の途中には桜並木があり、見頃である3月下旬から4月上旬頃までは歩くのが気持ちいいです。

 参道までくれば、清荒神まであと1.5キロほど。ただ、昔と比べてお店の数が減って、寂れた感があるものの新しい店もちょっとずつ増えているようです。白蛇さんのいる竹雑貨のお店を過ぎれば、あとわずか。屋台のお店たちを通り抜けて到着となります。

清荒神では、年中行事がいろいろとありますが毎年3月13日から15日まで講堂において涅槃図が開帳されます。今年は運良く見ることができました。

 

歩き始めたきっかけ

 今から20年ほど前、私の体重は今より14~15キロ多い状態でした。当然メタボ。

独立開業後しばらくしてからKNSに参加するようになり、定例会のほか各研究会に積極的に参加し、終電まで飲み会という当時のキャッチフレーズを何度も実践した成果です。当然のことながら、以前買ったズボンはウエストがきつく、いつも腹を凹ましてから履いておりました。

 たまたまKNSの研究会後の懇親会において、「こんなんで痩せました」のを聞き、実践したところ、当初は月2キロのペースで順調に痩せたもののだんだんペースが落ちてきたので、運動もしようと思ったのがきっかけです。そこで、手軽にできそうなウォーキングをすることにしました。かかる費用もウォーキングシューズとウエア程度です。

 初めは住宅周辺や川西阪急へ行くルート。その後、もう少し距離を伸ばそうと思い、清荒神まで続く巡礼街道に行くことに。最初は道がわからなくなることもあり、Googleマップで確かめながら歩いたものです。

今では、清荒神へ行く巡礼街道以外にも清和源氏ゆかりの社寺である満願寺、清和源氏発祥の地として有名な多田神社(どちらも川西市)もルートのひとつになりました。

 

道中にて

 交通量の多い道を歩くわけではないので、ゆったりと町中を見ることができます。

 無心になって歩くわけではなく、どちらかというと徒然なるままに心に移りゆくよしなし事をいろいろと考えたりします。そうすると仕事上のアイデアが浮かんだり、机やパソコンの前では気づかなかった事柄に思いが至ったりします。

 最後に余談ですが、清荒神へ向かう参道にて、KNSメンバーの吉村さん(弁理士)に出会うことがありました。お互い「!」という感じで見つけ、若干立ち話をして、それぞれそのまま目的地に向かいました。

 

以上で「巡礼街道をゆく」を終わります。

乱文・雑文、失礼しました。

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