Members Column メンバーズコラム

楽しみながらもてなす心

山戸俊幸 (クリエイション・コア京都御車)  Vol.172

山戸俊幸

みなさまこんにちは!KNSでは目立たないレアな存在の山戸です。
常日頃は京都の河原町今出川の交差点のほど近くにある「クリエイション・コア京都御車」という中小機構のビジネスイキュベーション施設でマネージャーをさせて頂いております。
いや、あいつは仕事もせんと釣りばっかりしてるヤツや!騙されるな!と警笛を鳴らされる方もいるかも知れません(笑)

そんな訳で、楽しみながらもてなす心に、常日頃の活動とのマインドの共通点が、実はたくさん詰まっている雑談を少しばかりさせて頂こうかと思いますので、お付き合い下さいますよう、よろしくお願い致します。
はい。そうです。釣りの話です。
ご覧頂いたのは直近のおもてなし料理の「ガシラの姿造り」と「アコウの酒蒸しネギソース」です。
食べ物ネタは万人に受けるであろうと、ひきつける為の釣りでいう“エサ”も兼ねていたりもします。

「自ら楽しんで、周囲の方にも喜んでもらう」
をモットーに常に行動しているつもりなのです。

楽しむためには
仕掛けとエサと道具が必要ですし、狙う魚、場所、時間帯、季節も選ばないといけません。一人で行く事もあれば、みんなで行く事もあります。
時には初心者を連れて行く事もあります。

初心者を連れて行くときは、今度も釣りがしたい!また連れて行ってほしい!と思ってもらえるよう、仕掛けの作り方、エサのつけ方、ウキが沈んだら一呼吸待って合わせる。などなど教えて、ある程度自分でできるまで一緒に釣りをします。

言い換えれば、初めて一緒に仕事をするときは、この仕事おもしろい!また一緒にやりたいと思ってもらうように・・・

楽しむために、エサや道具、狙う魚、場所、時間帯、季節も選ばないといけません。

一緒ですよね。物事にはもってる資源と仕掛けるタイミングと披露する場所があると思います。

さてさて、釣れた魚を料理するのも楽しいものです。
うまくさばくために包丁は常に研いでおく、小出刃、出刃、柳刃と道具も一通りそろえています。ここからがスタートです。
これは刺身がうまい魚だから刺身にしてみるか、いや、趣向を変えて皮目をあぶってみようか。などと趣向を凝らしたり、飽きられないように料理の仕方にも工夫をします。
うまい魚でもPRの仕方が悪いとうまさが半減してしまうので、盛り付けの本も買いました。
最近盛り方は縦に盛るのがよさげだなぁ。と感じています。(←誰が興味あんねん!

これをお客(といっても、主に妻ですが)に食べてもらって、おいしいと言って喜んでもらえると僕も喜べますし、
「また釣ってきて」発言が飛び出せば、次回の釣行もお許しがでるのです(笑)

常には、自ら楽しみながら、周囲の方に喜んでもらう
なんだと思っています。

ただ、時には、釣れもしないのに日がな一日釣りをすることもあります。
エサを変えても、仕掛けを変えても、場所を変えても、時間帯が変わっても、全く釣れない時もあるのです。
そんな日はそんな日、さざ波の音を聞きながら潮風に吹かれる日を楽しめば良いと思っています。

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