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私のセカンドライフ?人生は二幕目がおもしろい – 単線型から複線型の人生へ –

大熊謙治 (KNS関東支部世話人)  Vol.423

大熊謙治

東支部世話人の大熊です。このコラムの執筆は、今回が4回目。前回は何と5年前の私の59歳の誕生日その日でした。私は現在64歳。あと1年で所謂高齢者と呼ばれる65歳になります。しかし、今公私と見にとても充実した生活を送っています。
今回は、「私のセカンドライフ?人生は二幕目がおもしろい」というタイトルで、これまでの人生を振り返って、私の第二の人生をについて少し語らせて頂きます(前回コラムと若干重複する部分もございます)。
1980年8月、大学院博士課程を中退し、大蔵省(現財務省)所管のシンクタンク(当時は、財団法人)に就職したのが、私の社会人としてのスタートでした。
仕事は、主として通商産業省(現経済産業省)資源エネルギー庁、中小企業庁及び関連機関から受託調査研究でエネルギー、技術開発、中小事業振興等の政策調査研究を約30年一筋に従事してきました。言わば、それまでの人生は単線型人生であったと言えます。

そのような生き方に変化が訪れたのは、2000年を過ぎる頃から行政改革の波の中で、公益法人改革、国から民間調査機関への政策調査研究の業務委託の減少、さらには、財団内部での残業問題に端を発する研究員の勤務形態の改革(今風に言えば働き方改革)推進の中で、私自身が長年勤めてきた財団を56歳で早期退職する決断をしたことがひとつです。それに加えて、2010年4月末の早期退職一ヶ月前3月下旬、妻がたまたま川崎市立図書館で「健康生きがいづくりアドバイザー」受講生募集の1枚のチラシを持ち帰ってきたことが、私の人生の二幕目を拓く大きなきっかけになったと言えます。
 2010年4月、最後の1か月、私は、勤務先の財団での残務整理を行いながら、一般社団法人神奈川健康生きがいづくりアドバイザー協議会(以下、「神奈川健生」と呼ぶ)主催の健康生きがいづくりアドバイザー養成講座を受講し、引き続き7月、茗荷谷にある一般財団法人健康・生きがい開発財団(当時は、厚生労働省所管の「財団法人」、以下、「健康・生きがい開発財団」と呼ぶ)のアドバイザー資格認定研修会を修了し、健康生きがいづくりアドバイザーの資格(以下、「アドバイザー」と呼ぶ)を取得しました。早速、神奈川健生に入会しました。翌年4月には、神奈川健生理事に就任しました。と同時に当時に、神奈川健生の監事されていた吉田隆幸氏のご紹介で健康・生きがい開発財団のスタッフとして、財団業務のお手伝いをするといった急展開になりました。
早期退職して1年程の間に、私の人生の二幕目がこのような形で展開していくとは、当初予想もしなかったことです。以来、健康生きがいづくりアドバイザーとして、健康・生きがい開発財団スタッフとして、また、神奈川健生理事として今日に至っています。
 さらにもう一つ、これは前回のコラムでも触れましたが、シンクタンク時代に付き合いのあった経済産業省の方が東京大学工学部教授に就任したのを契機に、その教授の研究室に出入りするようになり、それがきっかけで研究室所属の准教授のご紹介で、今度は港区青山にある国連大学本部内の国際連合工業開発機関(UNIDO)という国連機関に勤務することになりました。
現在、若い優秀な連中と一緒になって国連の「持続的可能な開発目標(SDGs)」の推進に資するため、発展途上国に技術移転を促進するための環境技術データベース作成に従事しています。
 そんなことで現在、健康・生きがい開発財団、神奈川健生、国際連合工業開発機関(UNIDO)、
創設以来15年に亘り関わっている「関西ネットワークシステム(KNS)関東支部世話人として、4つの顔(4枚の名刺)を持つ人生を歩んでいます。56歳で早期退職するまでの人生が単線型人生であったとするならば、その後、健康生きがいづくりアドバイザーの資格を取得してから急展開した人生の二幕目は、まさに複線型人生であると言えます。
 もう一つ付け加えるならば、早期退職の半年前のある日、妻が受けた1本の電話がきっかけで、私が亡き両親から相続した土地でアパート経営をすることになりました。それは、早期退職で不安のあった収入減を補う大きな助けにもなりました。還暦を過ぎ61歳からは僅かばかりですが年金も受給しています。今、精神的にも経済的にも余裕のある第2幕目の人生を送れています。
この複線型人生のきっかけとなったその時々にいつも存在していたのは、シンクタンク時代に知り合い1986年に結婚した現在の妻です。そんな訳で妻には感謝してもし尽せないものがあります。昨年9月から妻と能楽鑑賞に凝り始め観たい演目があると二人で能楽堂に通っています。
この8月29日にも国立能楽堂で新作能「田道間守(たじまのもり)」を観る予定です。

さて、最後に私の人生二幕目の最初の発端となったとも言えるKNS関東支部のことですが、実は、ここ暫く活動が休眠状態でした。本部世話人堂野氏からのお声掛けもあり、昨年(2017年)7月20日、長坂さんの所属する中小機構の会議室をお借りして久し振りにミニ井戸端会議を開催しました。そこでKNSメンバーの西出徹雄氏から「KNS関東支部では、本部や他の支部と異なり大きな定例会の開催は難しい面があるが、ミニ井戸端会議を毎月開催することは可能なのでは?」との提案がありました。それがきっかけとなり、毎月のようにミニ井戸端会議を開催するようになり、関東支部が再び活発に動き出しました。今年3月の定例会で正式に、1月、8月を除き毎月ミニ井戸端会議を開催することが決議され、今日に至っています。
KNS会員の皆さん、そんなことなので関東支部の活動を今後も温かく見守っていてください。また、ご都合がつく方は、関東支部ミニ井戸端会議に是非ご参加ください。
世話人一同心よりお待ちしています。

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