Members Column メンバーズコラム

岡田直樹です。再起動いたしましたご挨拶!

 Vol.734

岡田 直樹でございます。

2024年12月31日に満65歳をもって会社を完全に退職いたしました。

 

思い起こしますと、私が入社した時は定年が55歳で、悠々の老後を送ろ

うとしている年寄り、そう見える大先輩を見送っていました。

本当に、先輩 ! ご苦労様でしたという気持ちになりました。

それもそのはず、見た目も、老人そのものであったような。

お顔や姿勢に、その歩んできた人生の厳しさを刻み込んでおられました。

深いしわ、酒焼けしたお顔、煙草で黄色くなっている指先。戦前のお生ま

れなんですね。集団就職や中学から家族を支えるために働かれてきました。

仕事を必死に探す時代。子供には苦労させまいと終身雇用で勤め上げる

一念で頑張ってこられました。

それが分かるんです。まさに激動の時代、高度経済成長を支えてこられま

した。

一方、今退職をしてきているのは、ベビーブーマーとベビーブーマーに

挟まれた世代です。まさに私たちです。モーレツ社員が持て囃されました。

そして女性の総合職の採用がほどなくして始まりました。女性の社会進出

が始まり戸惑いを感じ始めた世代です。社会の価値観と常識が変わる中、

自らを貫かれる先輩を追いかけ、必死についていったような気がします。

先ほどのご老体に対して社会は、女性社員の嫁入りを心配する昔気質に

はセクハラで責められ、必死に後輩を育てる先輩はパワハラで責められ、

歴戦の勇士が退場して行くの見てきました。実は、残念でなりませんでした。

幸せの定義や根性を押し付けたりしてはいけない時代なったことが、

心から腑に落ちなかったんですね。

それは仕方がないと言ってはいけないのですが、私は大変理解できます。

昔は、中学や高校から仕事をはじめるわけですから、学校や家族からから

若者を預かり、途切れなく社会や会社で仕込んでいきます。一人前に仕込んで

いく責務を自覚していました。一人前に必要なこととは、なんでしょうか。

仕事はもちろん、行儀作法を教える、お酒の飲み方を教える、異性にどう

接していけばいいのかを教える、そして何より我慢をすることを教えるわ

けです。里親のように数え切れないほど世話を焼きます。嫁や婿を世話して、

自らが仲人を務める。珍しくなかったと思います。ずっと見守ってくれてい

ました。当然仕事は大勢で分担するわけですから、体で覚えることで

とっさの行動が調和を持って行えます。体罰は当たり前、パワハラは優しさ

でした。条件反射や無意識の対応を身につけるための昔からの方法でした。

それが全体の命を守りけがを防止します。

これは、プロサッカー選手や武道家が身につけるスキルに似ていませ

んか。ただ、このスキルを体罰やパワハラ的な方法ではなく、別な方法

を見つけなくてはならなくなりました。

育てる側、学ぶ側の両方が工夫しなければならないのですが、いまだ

良い解決策があるように思えません。

実はこんなギャップは可愛らしく、気が付けば世界の既存の枠組みはど

んどん変わり、日本は追いついていく事に必死です。大きな要因の一つ

に日本はオーナスの時代に突入したことがあります。

女性の社会進出、定年の延長など労働人口確保のため更なる高齢就労。

また、それに追い打ちをかけるように、人口減少を食い止めるための子

育て支援制度が就労を制約します。

・労働力を増やさなければなりません。

・労働生産性を上げていかなければなりません。

この課題に対して、どんなに些細なことでも、自分で出来る事を真剣に

勇敢にチャレンジする多くの人々がおられます。

さて、私の本題はここからです。私は、満65歳で会社を定年しましたが、

今までの経験や人脈を活かして、こういった課題に立ち向かっていく憂国の

戦士を応援していきたいと会社を立ち上げました。こういった課題は、

ベンチャーキャピタルや行政が二の足を踏みます。大きくグロースすると

想起できなかったり、始めたら途中でやめられなくなるからです。

その環境でも、やはりビジネスに仕立てていく事が重要で、持続可能な取り

組みを目指すべきです。

そのお手伝いをビジネスとして始めました。

 

会社名 BRAVE PATH CONSULTING株式会社

                https://brave-path-consulting.co.jp/

 

⇒ 想い:ニッチを切り拓き始めた君が見る未来と夢の実現を

設立日 令和6年7月29日

合言葉 DO calls DO

⇒ まず動こう! そして巻き込め!

 

皆様からのお励ましをお待ちしております。

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