Members Column メンバーズコラム

高知を元気にと突っ走った私の同友会活動

漁師 明 (株式会社リョウマまちづくり研究所 代表取締役)  Vol.669

KNSの皆様、こんにちは。 KNS四国地区世話人の漁師(りょうし)です。 

コラムは久しぶりですので、《私と、KNSとの出会い》から、ご紹介させて頂きます。 

私が、【土佐経済同友会】の『産学官民連携促進委員長』の時に、高知県内の産学官民の代表の方々にお集まり頂いて、『大学と地域貢献』と題した公開討論会を3回開催しました。

その中で、知事と市長から、『高知にも、KNSやINSの様な、産学官民の交流促進団体が有ると良いね』との話が出、コーディネーターをしていた私が、毎度の口癖で、『あったら良いなら創りましょう』と、その場で言ってしまい、委員会を中心に創設活動を開始し、《土佐経済同友会と県内全大学と県庁との協働》で、【高知県産学官民交流ネットワークとして『土佐まるごと社中(TMS)』】を立ち上げました。

そして数年後、『高知県産学官民連携センターを県立大学永国寺キャンパス内に創設する』という同友会提言が、尾﨑知事の英断で動き始め、翌年実現しました。

私は、同友会の担当委員長として、その両組織の発足に携わったのですが、その両会の設立に当たり、KNSの定例会に何度か参加させて頂きながら、堂野さんを始めとして、KNSの方々に多大なるご指導とご支援を賜り、未経験者の集まりながらも、両組織を創設することが出来ました。しかも、TMSの設立記念大会には、KNSから、50人を超える方々にご参加いただけ、KNS主催の料亭『濱長』での二次会も大盛況でした。

そんなご縁で、私は、KNSの会員となり、四国地区世話人もお引き受けし、以来、今日まで、そのまま活動させて頂いておりますので、よろしくお願い致します。 

そのTMSは、コロナで1年遅れながらも、【設立10周年記念大会】を下記により開催致しますので、お誘い併せて大勢でのご参加の程、よろしくお願い申し上げます。

【TMS設立10周年記念大会】 2023年11月25日(土) 

  14:00~17:30 記念大会    会場;高知城ホール4階多目的ホール (参加費1,000円)

  18:00~20:00 懇親会(参加費4,000円)、【連絡先=088-844-8481高知大学地域連携課】

(正直申しまして、コロナで、数年間も、世話人会以外の活動をひかえていたもので、実質的な、改めての活動再開となる、【TMS設立10周年記念大会】においては、《記念大会の参加者集め》に、とても苦戦しており、KNSの皆様のご参加を、大いに期待致しております。) 

ところで、元々、私は、長年の《まちづくり関連のNPOや地域での活動》を通じて、『社会貢献活動は、仕事で得た専門知識とノウハウとを活かせる分野での活動が、最も効率的にお役に立てる』と、痛感しておりました。 

そんな折、【土佐経済同友会】は、20数年前、全国最後の経済同友会として設立されました。設立時、面的整備事業のコーディネーターを本業としていた私は、《交通インフラ委員会高知駅問題担当副委員長》として、同友会活動をスタートさせました。 委員会では、毎週のように集まり、《高知駅下を南北に貫通する道路の新設》を、知事と市長とJRとに提言しました。其の実現促進の為にと、南北貫通を前提とした【中の字型幹線道路計画】の《広報用PR動画》も作成し、5千人以上の賛成署名も集め、高知駅周辺の整備計画に関して様々な変更提言を出しましたが、残念ながら『決まっている事に口を出すな』との行政の厳しい反応に、ことごとく阻止され続けました。

そんな苦難の連続の中で、イメージ通りとはいかないまでも、《唯一採用》してもらえたのが、《『車通行最優先の駅前広場』の計画を変更しての、『人の集いを優先する高知の玄関口としての駅前広場』の創設》でした。幸いなことに、その広場では、常に様々なイベントが開催されております。 

ところで、ご存じの通り、『高知県西部は、南海大地震により、日本一高い34mと言う津波の襲来が想定されており、高知市周辺の中央部も、西部の半分以下とは言え、14mもの高さの津波が想定されております。そして、そんな中、企業や病院も集中する市街地の半分程がその津波浸水想定区域内に位置しております。 私は、《本業(リョウマまちづくり研究所)が開発コーディネーター》ですので、近年は、『津波震災想定区域内に存する企業(病院を含む)の、【震災前高台移転事業】に絞って、その早期実現を目指した活動を実践しております。

それと並行して、土佐経済同友会(防災委員会)では、2015年に、高知県知事・南国市長・高知大学学長へ【平時である今からやっておくべき減災対策】を提言し、《提言の実現を後押しする活動》の一つとして、『翌年(2016年)、長島復興副大臣を高知にお招き致して【震災事前対策シンポジウム】を開催』しました。その提言の中には、私が考えた、《次の二つの震災事前対策の提案》も含まれました。 

【私の提案➊=『相続不動産の所有権相続登記を義務化』する法律改正を行うべき】

= 【2011年の東日本大震災】の翌年の現地視察で検証した問題点の中で、《高台移転予定区域内に『所有者不明土地』が有って、事業の同意が取れず、復興事業の進捗を大きく阻害している》と言う問題点に注目して、『相続不動産の所有権相続登記を義務化』するのと『市町村の戸籍情報との連動』とに必要な法律改正を提案しました。 それと併せて、その提案理由等の詳細を文書にして、不動産関係業界から、百人程の業界顧問国会議員団にも陳情して頂き、5年余りで法改正を実現することに成功し、2023年4月から施行されました。

【私の提案❷=『郊外に存する災害拠点病院が、南海大震災被災時や大洪水時に、最大のパァフォーマンスを発揮できるよう、病院と、近接する高速道路SA&国道バイパスとを直結させる県道を創設しよう】(写真参照)

=【高知県内の代表的な災害拠点病院である高知大学医学部付属病院(血液センターも近設)は、南国市郊外に存する為、人口が集中している高知市街からは、国道や高速道路を経由して移動するのに、平時でも車で半時間程度もかかっている状況であり、大部分の患者の通院は言うまでもなく、附属病院所属の医師による、日常的な地域の基幹病院への支援活動にも支障が生じている。まして、災害発生時には、その道さえも被災して使えなくなる可能性が高く、この『災害拠点病院へのアクセスの悪さは、県民の命を守る救急救命活動において致命的なリスクとなる』公算が高い。そこで、そうしたアクセスの悪さによる機動力低下の改善を目指して、『付属病院に近接している高知自動車道(NEXCO西日本)南国SAを、《SA接続型スマートインターチェンジ》化して、付属病院正面前を経由し、県都エリア最大の二級河川国分川を渡り、国道195号高知バイパス迄を繋ぐ県道を新設する』事は、緊急の対策を要する案件である。

 提言当時、高知大学学長は言うまでもなく、高知県知事と南国市長、県議・市議の賛同が得られたので、そのまますんなりと実現するものと期待をしつつ、実現支援活動を推進しておりました。 ところが、6年前の2017年に、推進派の市長が勇退し、しかもコロナと言う想定外の大敵の襲来によって、《新県道創設促進活動》は、完全にストップしてしまいました。

しかしながら、大学と地元市議や地域代表等からの再度の要望により、今年から、《新県道》の実現活動が再開され、市長面談でも、市の重いタガもはずれそうになって来ました。

そんな好機なのですが、【土佐経済同友会】では、活動単位である『委員会』を、来年から全面的に再構築する事が決まっており、当該《県道創設提言》の担当委である『防災委員会』を含め、ほとんどの委員会は廃止され、『新たな委員会が立ち上がる』事が決定しております。 しかしながら、上述の【新県道創設提言】の様に、提言の実現支援に必要な、土佐経済同友会としてのフォロー活動は、意欲的に継続させていく事で、来年度の代表幹事に確認済みです。

とは言え、委員会は廃止されますので、同友会としての対外的な表立っての活動には代表幹事が出て来て下さるものの、実現の為には不可欠な、《日頃の、『関係する行政や議員さん達への提案やアプローチ等』の仕込み等の地道な活動は、委員会活動としては継続されない》 ので、『実現支援活動の継続を提案した私』が、沢山の皆様の協力を取り付けながら、密かに行う事になります。そこで、私は、『ネクスコや関係行政への申請作業』の、フローチャートと初動調査とそれに必要となる予算とについての調査検討と、予算化に力を発揮して頂かないといけない議員さん達との連携を、密かに推進しております。

 前述致しました通り、【土佐経済同友会】では、新年総会での《委員会の全面再構築》に伴って、これまでの委員会は年内で廃止される為、私の表立っての同友会活動も、新設予定の『DX化促進』や『スポーツを通じた地域振興』の活動を推進する委員会へと、舞台を移す事になりそうです。

実は、私は、本業の建設コンサルタントであると共に、《LINEひとつでアレコレつながる、人・団体・企業とを相互に結ぶラインDX》である【デジタル町一丁目(通称『デジ町』)】の企画運営会社の取締役でもありますので、前述したように、ある意味、土佐経済同友会で新年から活動が始まる『DX化促進の活動を推進する委員会』においても、『本業で得た専門知識やノウハウを活用できる活動分野』と言えなくも無いのかもしれませんので、自分なりに、楽しみながら、DXで地域貢献できる事を見つけて行きたいと思っています。

そんな『高知をアレコレ繋げるデジ町』での【ラインDXの身近な活用事例】としては、子育てママ達が独自運営している『子育てママのデジコミ』や、ことし4年ぶりに復活した本場高知の【よさこい祭り】で2万人の人が便利情報ツールとして活用した《高知よさこいLINE》などを始め沢山のルームが有ります。其のルームの一つ、《私が住んでいるニュータウンの町内会(600世帯)のルーム』では、『回覧』の代わりに『町内会からの情報発信ライン』を活用しています。そんな便利な【デジタル町一丁目】を是非訪問してみて下さいませ。tc2dt.page.link/MEGs

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