Members Column メンバーズコラム

こどもの自転車練習から

西岡 裕崇 (伊賀市役所人権生活環境部人権政策課)  Vol.689

KNSメンバーの皆さん、お久しぶりです。

定例会はずいぶんご無沙汰してしまっています。参加できていない分、自分自身の近況をお伝えできればと思い、コラムを書かせていただきます。

普段の日の過ごし方を中心にお話しできればと、内容を考えていると、こどものことばかり思い浮かんでくるので、こどもの話を中心に書いていこうと思います。

私は普段、仕事が休みの日には、兼業農家なので農作業をしていることが多いのですが、そのほかにも地域の活動や、こどもと一緒に出掛けていることが多いです。私のこどもは、下の子が自転車に乗り始めていて、休みの日には自宅から最寄りのコンビニや駅まで練習のために、上の子と一緒に3人でサイクリング(というほどの距離ではないです)しています。

普段は、車で移動しているので気にならないことでも、こどもの目線では季節ごとに、いろいろな気づきがあるようです。最近は田んぼのあぜ道が一面たんぽぽの花であざやかな黄色に染まっていて、圧倒されるほどでした。

夏は雲の形を見たり、田んぼのカエルやタガメを探したり、秋はスズメバチに追いかけられて危ない経験をしたり、自分もこどもに戻ったような気持ちになっています。

こどもに付き合って、いろいろなところに自転車で出かけるようになって、車での移動では感じにくくなっていた体力の衰えを感じたりもしています。そういった点でも、自分の体力づくりやダイエットも兼ねられるし、いいかなと思って、こどもとの外遊びに出かけていくことが、かなり多くなりました。

けれど、その都度自分がこどものころは、今、私がしている経験と同じような経験を近所の友だちとしていたなと思ってしまいます。

今、私が住んでいる地区では、こどもの同級生は居るか居ないかという状態になっています。こどもが学校や保育園から帰ってきて、友だちと約束をしたという話を聞くことが無いことに、寂しさを感じています。

その分、私がこどもと一緒に自転車に乗ったり、外遊びしたりしているのに、体重は増えるばかりなのも寂しいばかりです。

そんな状況は、地域の活動でも同じような状況で、新型コロナウイルスの影響で休止したイベントが復活せずに廃止されるようなことも増えてきました。

市役所職員としての変わりまして、伊賀市では魅力あふれる伊賀の産品について、「IGAMONO」という地域ブランドで全国にPRしています。

伊賀には良いものがありながら忍者のように隠れてしまわず、いろいろな人に見てもらいたいなぁと思っています。

【伊賀流逸品】 伊賀ブランドIGAMONO公式ホームページ

http://www.igamono.org/about/

この伊賀産品のうち、K=必ず N=飲んで S=騒ぐ会」ということで、お酒にまつわる「ある産品」は私の妻の実家で製造・販売しています

妻の実家では、その産品を使っていろいろなものに活用しています。(営業活動ではないですよ)ただ、この産品も後継者が居ないことが悩みの種になっています。

私の住んでいる地域出身の市職員も半減していて、地域の課題解決や、地域の魅力発信に係る一人ひとりの市職員に係る役割も大きいなとも感じています。

市の職員としてだけでなく、地域の一員としても、こどもの保護者としても、妻の実家のことも、出来ることはやっていきたいなと思う、この頃です。

妻の実家を継ぐまでは行きませんが、麹の仕込みは覚えたいなぁと思っています。少しずつでも参加していこうと思っています。

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