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水都大阪パートナーズ始動!

泉英明 (有限会社ハートビートプラン)  Vol.183

泉英明

私は、10年ほど前に都市大阪創生研究会という会で、川に浮かぶ台船のカフェレストランをやったことから水辺の心地よさや可能性にはまり、それからも中之島の舟屋プロジェクト、水上タクシーの船長、ご来光カフェ、北浜テラス、大阪の船会社の協議会設立支援、OSAKA旅めがね、水都大阪フェス2011&2012、大阪水辺バルなど様々なゲリラ活動&半公的活動?に関わってきました。

大阪にくる友人を案内する時、ボートで案内すると必ず感動してもらえます。大阪城やグリコというイメージが強いですが、大川のゆったりした緑空間、中之島公園や公会堂周辺の風景、中央市場周辺の空が広い夕日スポット、京セラドームの迫力、大正三軒家の秘密基地のワクワク感、道頓堀遊歩道の見るみられる親近感、東横堀川のレトロな橋たち、パナマ運河のような水門、海遊館やUSJ、そしてこれらが全部つながっていること。大阪のまちの他にはない特徴ですね。

もともと様々な人が提唱し、活動はされていましたが、大阪全体では2009年からスタート。今まで府市経済界で構成される水都大阪推進委員会だったのが、今年から民間主体で進める体制に移行し、その主体が公募され、水都大阪パートナーズが誕生しました。私はそこに関わることになり、これから4年間、民間投資を呼び込む、対外的に水都大阪の魅力を伝えるというミッションを進めることになりました。

江戸時代には大阪の川や海に3600隻もの船が浮かんでいたそうです。昔の絵図をみても、夕方になると水面に繰り出し夕涼みをしたり、天神祭のときなど川の上はすごいことになってる。今でも続く世界に誇れる祭りです。

世界の水都といわれる、ベネチア、パリ、ロンドン、アムス、上海、ブルージュなどは船の交通が充実しているが、大阪は水に繰り出す文化、水に浮かんで楽しむような遊びやビジネスや宿泊や飲食などのコンテンツが充実するとおもろいあと思っています。

道の駅は、車でアクセスし、車を泊めて地域のおいしい物や物産、人たちに会い、その地域を丸ごと楽しみ、車ででていく所です。
これからの水辺はそれと同じく、水辺に名所となる拠点ができ、船でアクセスして泊めて上陸してその拠点や地域を楽しみ、まちに繰り出し、また船ででていく、そんな普段から営業している水辺拠点をつくっていきたい。そんな拠点があれば、自然と船で巡りたくなりますよね。
そのための公共空間の使いこなしの仕組み、民間企業や地元団体が参画できるプロセス、個性ある各拠点がそろってPRできる取組みなどを進めていきたいと考えています。

それを実現するツールとして、今年の水都大阪フェスは初めて2会場で行います。今まで実施していた中之島公園と、今年から場外マーケットの常設試行をする中之島GATE(大阪市中央卸売市場の対岸)です。
あわせて、水辺バルは大阪の水の回廊の6エリアを舟が自由自在に結び、陸上の飲食店と一緒に楽しむ企画です。
コアの期間が10/11?14、中之島GATEは10/11?27に開催します。
水辺バルは10/12(土)と26(土)です。

水都大阪フェス2013
http://www.suito-osaka.jp/fes2013/

中之島GATE(場外市場型レストラン)
http://www.suito-osaka.jp/fes2013/nakanoshima_gate.html

水辺バル2013
http://osaka-mizubebar2013.seesaa.net/
http://osaka-mizubebar2013.up.seesaa.net/image/E38090E69C80E7B582E38091E38380E382A4E383A4E8A1A8.pdf

今週末から始まります!
みなさまのお知り合いの方々にもぜひお声をかけていただければありがたいです。
また、よろしければ一度お越しくださいませ?

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