Members Column メンバーズコラム

KNS本を読んで

和泉大輝 (神戸大学学生)  Vol.148

和泉大輝

「和泉くん?、その質問は本読んでへんからやでぇ!」
きっかけは定例会での堂野さんの一言でした。

「KNSというコミュニティを継続的に運営するコツを教えてください」
恥ずかしがらも前回定例会で堂野さんに質問したところ、
最近ではKNSの参加資格の1つにもなりつつある
KNS編『現場発! 産学官民連携の地域力』(学芸出版社刊)
を読んでいないことがあっさりと判明。

帰宅後早速半年間封印されていた本棚から手に取り、
探すは「KNSが主体性と継続性を有する要因」について。
約4年ぶりとなる宿題を課された僕は
パッション全開で早速読書感想文なるものを作成しました。

既にこちらの書籍を読まれた方も多くいらっしゃると思いますが、
こちらでも私の考えとして投稿させていただきます。

「KNSという異業種交流会が継続性を有する要因」についてですが、
まず「継続性」という点で私なりに3点に分けてみました。

一つ目は「継続的に運営するための規約の重要性」。
具体的には
「年間最低二回以上の活動実績を有する」
「二人以上および世話人会議の承認が必要」
「年度末毎の登録会員更新」
など、主体的な参加者にとっては障壁の高くない規約、
その一方で帰属意識の低い参加者には
強制的に登録をリタイアせざるを得ないという、
非常に拘束力の強いコミュニティを維持していること。

二つ目は、「メンバーの見える化を徹底」。
具体的には
「メンバーの顔の見える関係構築を促進するためのプログラム選定」
「近況報告やコラム執筆、HP等の充実」
など、メンバーの帰属意識を高めるために、
イベント時だけでなく普段から
メンバーの情報を受発信することで
コミュニティ全体のコミュニケーションの量の増加を図っていること。
Ex. 毎日の通勤電車で見かける人になんとなく
好意を持ったり気になってしまう単純接触効果のようなもの?

三つ目は「信頼関係醸成の手段」。
具体的には、
「連携事業創出、共同研究といった直接的な効果をKNS内で求めない」
など、異業種交流会でありながら、
交流、親睦のみを目的とするコミュニティであるため、
信頼関係が構築されやすいこと。

この三点がKNSの「継続性」の原点になっていると感じました。

しかし、「継続性」を支えているものが、メンバーの「主体性」であると思
います。堂野さんをはじめ世話人の方々の積み重ねをベースに、定期的に
参加するメンバーが「このコミュニティを良くしていこう」「このコミュニ
ティで楽しんでいこう」という組織への愛着を持ち、主体的に参加している
からこそ今があるのだと思いました。リーダーだけではなくフォロワーが一
丸となり活動する、その積み重ねが大きなムーブメントを生み、次回定例会
で10周年、40回目の定例会、600を超える活動にまで至ったのではないでし
ょうか。このようなコミュニティに参加させていただくこと非常に光栄に思
います。

現在は就職活動生として日々東奔西走しております。戦後60年以上が過ぎ、
ゼロからすべてを作り上げて組織として集団として一致団結してGDP2位に
まで登りつめた日本が昨年は中国に抜かれ3位に転落。そしてSNSやクラウ
ド化による急速なグローバリゼーションといった、世界中で起こる急激な変
化の中で、今まで以上に個人個人が主体的にリーダーシップを発揮し、自ら
ビジネスを作り上げるスキルが必要になるのではないかと切実に思います。
将来の日本を担う世代として今なにができるのか模索しているところであり
ます。今後も自らKNSを盛り上げていこう、皆様の是非ご指導ご鞭撻よろし
くお願い申し上げます。

PAGE TOP