Members Column メンバーズコラム

外資系企業で働くおばちゃん奮闘記

稲垣敦子 (インターナップ・ジャパン株式会社)  Vol.386

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KNSの皆さま、こんにちは。インターナップ・ジャパン株式会社の稲垣です。
メビック扇町の堂野さんにご縁が有りKNSに参加させて頂いて早10年近く経ちました。

先ずは簡単な自己紹介から…
大阪市東成区下町に生まれ、実家は散髪屋を営んでおり、長女ですが御幼少の頃は虚弱体質で一人遊びの好きな不思議ちゃんやったそうです。
現在では態度も体躯も年々BIGになりつつ(苦笑) 立派な大阪のおばちゃんに成長し、身体も至って丈夫で出産以外で入院した事はあらしません。

孫が4人(小学校1年生男子・幼稚園年中女子・年少男子双子)同居中なので騒がしい毎日を過ごしています。
最近の日課は孫達とiPadで見る、YouTube。

チビ達は日本語でなく英語や中国語・韓国語・フランス語・イタリア語・・・色々な言語の動画を閲覧してます。
日本語すらまともに話せてないのに…と、ばあばは心配していますがどこ吹く風で「きゃっきゃ♪」笑いながら見てますねん。
私は横でさっぱり?『何が面白いのやら・・・う~ん?!』てな訳で、私、語学はからっきし駄目でして その私が現在勤めているのが日米の外資系企業でございます。

<笑い話をどうぞ>
当社、外国籍の社員が在籍していてインターナショナルな環境です。
六年ほど前に遡り二年弱ほど東京転勤していた頃のお話。
NOC(ネットワークオペレーションセンター)担当の面々と雑談(もちろん日本語で)していた時のこと
国籍は様々、多分その時は(アメリカ・エルサルバトル・マレーシアだったか?)
私がゴミを指さして『ほっといて?。』と言った所、その場に居合わせた
当社スタッフがきょとんとした顔して
『えっ!そんな失礼な事できません!』と言うので、こちらが吃驚(@_@;)←多分こんな顔してたかも。
私が『なんで?』と聞くと、『稲垣さんをほっとくなんて・・・』って言うから
『いやいや、私の事はかまってや?!』って言いましたけど。『あれれ?何や可笑しい!!』
そうなんです、関西の人やったらもうお気づきかもですが、【ほっといて(ほって)=捨てといて】
当社スタッフは関西弁が分からんかったんですよ、後で漢字を書いて説明して皆で大笑い。
まるで漫才、オチまであるやんかいさ!

もう一つ、これは聞いた話ですが当社元社員のアメリカ人(J君)とNOCマネージャーの(J君)が英語で会話している時に意味が通じず、傍にいた日本人スタッフが通訳したと言う事ですが。。。恐らく私はその場にいてもなんのこっちゃ全く分からなかっただろうけど…何かの単語で発音が違ってたと聴きましたが何の単語かは忘れました(^_^;)
確かに日本語の方言は全く聞き取れないケース有りますから、英語でも同じですね。

こういう話を聴ける当社で働いていると、通訳ってのは言語の仲介だけでなくその国の文化や日常生活の慣例慣習、などが大きく影響する。
ただ単に単語を翻訳するだけでなく言葉の向こう側にある様々な事を読み取る、聞き取る事が大事なんやなぁとつくづく感じます。

当社では現在ブランディングを進めている「トリプル・トリニティ」Triple Trinity と言う名のサービスがございます。
バイリンガルITサポート(英語・日本語)言語仲介なんですが、こちらのコンセプトは
– サービス(英語) - サポート(IJ)- パートナ – ユーザー (日本語)
– 言語 - 文化 - 解決
– ダイナミズム – スピード – 攻撃力

単に言語だけの問題だけですまされないミステリアスな日本のビジネスをしっかりサポートします。
肌の色・言語・生活習慣など全てが異なる異文化間で話を継続するためには間に入って橋渡しの役目を担う第3者の存在がとても重要です。
その第3者に求められる資質、それは先に書いたコンセプトの重要性を深く理解し、その形成に貢献ができる者。そうなんです、わが社の優秀なNOCスタッフ達こそがぴったり嵌まるのです。
素晴らしい仲間と一緒に仕事させてもろてます。
相変わらず英語は話せず、読み書きも儘ならずでございますが、ここ大阪の地で広報活動に飛び回っている毎日でございます。

思い起こせば11年前、6年近く合っていなかった陳さん(当時の経理部長)からいきなり電話連絡が有り、『大阪に支店出すので、うちの会社に来ないか?』と誘って頂きました。
採用面談の時に英語話せないので如何しようと思っていましたので、後日採用の返答頂きました際に一旦お断りを申し上げました。
でもその時、経理部長の陳さんに『こんないい話は他にない!入社して頑張りなさい!!』『関西で営業していて、英語を話す機会は余りないだろうから。』と背中を後押しして貰いました。
あの時、強く後押されてなかったら尻込みして入社辞退してたかも知れません。
そうなると今の私は居なかった事に…(・・;)
『何とかなる!』のポジティブさと情熱で荒波を乗越えられたかと自画自賛(笑)。

最後まで、お読みいただきありがとうございます。
また、KNS交流会でお会い出来ます事、楽しみにしております。
どちらかでお目に掛った際はお気軽にお声掛け下されば幸いです。

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