Members Column メンバーズコラム

KNSin宮崎・串間に向けて

平田剣吾 (株式会社アイズオブシー)  Vol.320

平田剣吾

初めてコラムを寄稿させていただきます。
株式会社アイズオブシーの平田と申します。

8月6日に開催されるKNS初の九州での地方大会KNSin宮崎・串間の企画スタッフの一人に加えさせていただいております。
私は今年の1月に初めてKNSの井戸端会議に参加させていただいたのを機にKNSに入ったばかりなのですが、
今回KNSin宮崎・串間の企画スタッフに加わっている理由ですが、開催地の宮崎県串間市が私の故郷という縁で加えていただいております。

きっかけは1月に開催されたコミュニティスポット2525で宮崎大学の根岸先生が地方創生についてお話をされるというので、この時点で私はまだKNSに加わってはいなかったのですが、以前から地方創生について関心がありイベントに参加いたしました。
当日の交流会で私が宮崎出身という話から開催は決まっていたが開催地が決まっていなかったKNSin宮崎を串間市でやろうよという話で盛り上がり本当に実現した次第です。
それから、地元で商売をしている私の姉に連絡を取り地元の青年部とつないでもらいトントン拍子で企画が進んでいき正式な開催となりました。

さて、皆さんは宮崎県といえば何をイメージされるでしょう???
私は大阪に就職を機に出てきて15年になりますが、2007年頃までの大阪の方のイメージは宮崎=シーガイヤがほとんどでした。もしくはゴルフをされている方にすればフェニックスカントリークラブでしょうか。
いずれにしてもシーガイヤ笑
私の親世代にすれば新婚旅行地として宮崎ブームがあったらしいですが。。。
2007年に東国原さんが知事になってからは東国原知事のイメージが強く、若干の宮崎が話題にあがることもありましたが、東国原知事の退任後はほぼ宮崎の話題が出ることは皆無です。

そんな宮崎県ですが、串間市はどういうところかといいますと、一言でいうと宮崎の中でも「田舎」です。
市ではありますが、人口が年々減っており、私が生まれた1975年の人口が約3万人だったのが、
現在は18000人とどんどんと減ってます。
かつて商店街も2つほどあったのですが、今ではどちらも商店街の名前こそ残ってますが、誰も商店街と気づかないほど閑散としております。

宮崎大学の根岸先生とコミュニティスポットの交流会でお話をさせていただきましたが、串間市はいろんな取り組みはしているが、うまくいっていないのでとても難しいと仰ってました。
私自身、串間を離れて約20年、串間では姉がイタリアンレストランを経営し、実家の魚屋は弟が継いでいるのですが、二人共話すのが「串間はダメ、このままじゃどうにもならんわ」。
実際年に1度は帰省するのですが、帰省する度にお店がどんどん閉店しほんとに廃れる一方だなと感じてます。
帰る度に今まであったお店が無くなっていくのは本当に悲しい限りです。

ただ、串間市には何もないただの田舎なのか?というと決してそうではありません。
観光でいいますと、野生馬で有名な都井岬、野生猿のみが生息し京都大学の研究センターもある幸島、サーファーの中では全国的に有名なサーフィンスポット恋ヶ浦。
実際最近は短期間ではありますが、串間に移住する若者が増えてるという話も聞きます。
そういう意味でも串間市には可能性は沢山あるんだと思いますし、きっかけさえあればなんとかなるのではないかと信じています。

今回KNSin宮崎・串間を開催するにあたり、事前の打ち合わせで4月に串間市の青年部の皆さん達と打ち合わせをしてまいりました。
宮崎市から宮崎大学の吉田先生、鹿児島市から鹿児島大学の中武先生、そして大阪からは堂野さんと私が参加し当日の企画も含めざっくばらんに話をさせていただきました。
そこで感じたのは、串間の皆さん、特に若手の皆さんは決して串間を諦めていませんし、すごく熱い想いで串間のことを考え串間を盛り上げようとしています。

実際、昨今の地方創生の波もあってか、串間市はいろんな取り組みをしています。
HP、Facebook等での情報発信もしかり、いろんなイベントを企画しており、串間の事を調べれば調べるほどこれからの串間市の可能性をものすごく感じました。

そして今回のKNSin宮崎・串間の開催。
大袈裟かもしれませんが、今回のKNSin宮崎・串間は串間の皆さんにとって大きな出来事として語り継がれるイベントになったらと思っております。

また私自身も昨年10月にインターネット関連の会社を設立したこともあり、なにか仕事を通して地元と繋がりを持てないかと考えています。
インターネットは生活のインフラとして当たり前になっておりますが、まだまだ技術は進歩する一方で可能性は無限です。
特に地方の創生においてインターネットの可能性は大きく、まだまだできることは無限にあると感じております。
昨今のインバウンドもしかり、これからの地方は国内だけでなく海外も視野に入れるのは必然ですしインターネットの力は不可欠です。
私としてもなんとか自身の会社を通して地元串間市に貢献できないか?
今回のKNSin宮崎・串間市は私のこれからの人生においても一つの節目として真剣に取り組ませていただいており、なんとか成功させたいと願ってます。

KNSin宮崎・串間、まだまだ参加を募集しております。

本番はもちろん、交流会、二次会、串間の観光と良き思い出を皆さんと共有できたらと思っております。
もちろん当日の模様はまた改めて皆様に配信させていただけたらと思っております。

今回はコラムへの寄稿の機会をいただきありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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