Members Column メンバーズコラム

還暦になって思うこと

堂野智史 (クリエイティブネットワークセンター大阪 MEBIC)  Vol.616

堂野智史

とうとう先日の7月17日、還暦になってしまいました。
メビック着任も、KNSの発足も40歳の時。
早いもので、あれから20年の歳月が流れました。

昔60歳と聞くと、”爺さん”のイメージが強く、年寄りという印象でしたが
自分がその年になってみて、ほとんど50歳代の時と変わらないというか、
まだまだ年に抗ってチャレンジしたいなと思うばかり。
ただ、目が見えにくくなってきたり、頭の髪の毛が少なくなってきたり、
明らかに年をとったのを感じさせる身体的状況はありますが・・・。

そんな中、50歳からダイエット目的で始めたランニング、
すでに約10年続いていて、この間2万4000km以上走りました。
特に、コロナ下の2年間で9,000kmというとてつもない距離を走りました。
また、最近の出来事として、オリンピックのマラソンで優勝した
高橋尚子さんや野口みずきさんのシューズを手がけられた
伝説の名工・ミムラボの三村仁司さんに、自分専用のシューズを作ってもらい、
まだまだ記録更新を狙う気満々で、さらに熱が入っています。
目下、いかに身体を柔らかくするかに興味が芽生え出し、
全身のいろんな箇所を動かし始めました。
どこまで柔らかなるかは未知数ですが、挑戦したいと思います。

一方、仕事の方はといえば、
メビックは、2年前に長年慣れ親しんできた扇町を離れ
堺筋本町の大阪産業創造館(産創館)に移転しました。
クリエイターにはあまり馴染みのない施設だけに
最初は上手くいくか不安もありましたが
そんな心配もよそに、コロナ禍という逆風にもかかわらず
相談件数やコラボ事例は過去最多になりました。
企業にとって知名度が高い産創館効果かなとも思っています。

ただ、職場の規定により定年が60歳なんで、
一応来年3月末まで。LastYearになりそうです。
再任用という制度もあるようですので、条件次第ですが・・・。
とにかく、メビックに関われるのもあと僅かなので、
悔いを残さないように、一日一日を大切に活動していきたいと思っています。

そして、KNSですが、コロナの影響をもろに受け、
リアル定例会は2019年12月の羽曳野を最後に開催できずにいましたが
ようやく今年9月に関西大学梅田キャンパスで
リアル定例会を復活すべく準備を進めています。
再びコロナの感染が拡がってきましたので、
この先の状況次第でどうなるかはまだわかりませんが、
なんとか実現できればと思っているところです。

KNSは、発足当初から「棺桶に入るまでやり続ける」ことを
発起人、世話人メンバーと約束していますし、
自分のライフワークでもありますので、
命の続く限りやり続けたいと思いますが、
やはり人と人とのつながりはリアルでないと達成できないように感じていますので
やるからには可能な限りリアルで活動したいと思っています。

以上、還暦にあたっての心境を、メンバーズコラムとして
ざっと書き留めさせていただきました。
引き続きよろしくお願いいたします!!

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