Activity Report 活動報告
地域を語り、地域を遺す-KNS collaboration伊賀
関西ネットワークシステム(KNS)では、伊賀市との連携により、今後の地域づくりのあり方を考えるために、「地域を語り、地域を遺す-KNS collaboration伊賀-」を開催しました。
もちろん、伊賀のシンボル「忍者」衣装を身に着けて、150名をこえる皆さんが、KNSと伊賀市メンバーの多彩な顔ぶれによる、熱気あふれる実務者からの講演と3つの研究会としての事例報告に盛り上がりました。その「熱さ」は、忍者衣装のままの80名を超える大交流会でも続きました。
翌日は、伊賀の凛とした寒さの中のまちあるき。
地域づくりにむけての産学官民の顔の見える関係がまた深まり、伊賀パワーと今後の発展が期待できる2日間でした。
■主催:伊賀市、関西ネットワークシステム(KNS)
■後援:伊賀上野町家みらいセンター、三重県
■協力:上野商工会議所、伊賀市商工会、伊賀地区企業連絡協議会、ゆめぽりす伊賀クリエイトランド立地企業連絡会、株式会社三重ティーエルオー、(社)伊賀上野観光協会、伊賀焼振興協同組合、伊賀のほんまもん協議会、伊賀ブランドづくり実現の会
≪1月13日≫
13:30 開会挨拶 伊賀市長 今岡睦之さん
13:45 基調講演1
「産学官民コミュニティーに根ざした地域振興の未来」
塩ビ工業・環境協会 専務理事 西出徹雄さん
14:30 基調講演2
「地域における公設試の役割
-地方独立行政法人岩手県工業技術センターの事例について」
地方独立行政法人岩手県工業技術センター
副理事長兼経営企画統括部長 小山康文さん
15:30 分科会
○産業クラスター研究会
・地域の活性化に向けて 伊賀市産業振興部長 大藪謙一さん
・「ゆめぽりす伊賀クリエイトランド立地企業連絡会」の歩みと活動について
ゆめぽりす伊賀クリエイトランド立地企業連絡会事務局 中井茂平さん
・三重メディカルバレープロジェクトについて
三重県健康福祉部薬務食品室副室長 増田直樹さん
・伊賀焼の里・作る産地から、来て、見て、触れて楽しむ産地へ
伊賀焼振興協同組合 代表理事 宮本俊さん
・地域と企業のブランディング
(有)DRIVE代表取締役 芦谷正人さん
・3S、ITで仕事をピカイチに
(有)今市製作所代表取締役 樋上憲次さん
・枚岡流ネットワーク拡大の術
枚岡合金工具? 専務取締役 古芝義巳さん
・クリエーターから見たクラスター計画
キネトスコープ社 廣瀬圭治さん
・ビジネスインキュベーションと産業クラスターづくり
立命館大学BKCインキュベータIM室 IM 小林淳さん
・三重大学の産官学連携の紹介
国立大学法人三重大学創造開発研究センター
社会連携フェロー博士 加藤貴也さん
○まちづくり研究会-地域のチカラこぶ-
・探られる島プロジェクト-その後の展開-
studio-L 西上ありささん
・五感で楽しむまちづくり?元禄の酒都『伊丹』の事例を中心に
(株)地域計画建築研究所(アルパック)大阪事務所 中塚一さん
「地域のチカラこぶ」の皆さんからの報告
・素晴らしい町並みを後世に-H18活動報告-
伊賀上野町家みらいセンター会長 和田誠巳さん
・夢を求めて-心意気 おかみの道に 母の愛-
NPO法人伊賀・島ヶ原おかみさんの会代表理事 穂積澄子さん
・柘植地域のまちづくり
柘植地域まちづくり協議会会長 岡島久司さん
・ササユリ ホタル・ユリの会会長 田中功三さん
・ねのび地区ふるさと再生の取組み
子延区ふるさと創生実行委員会会長 坂本登吉さん
・「町並み120%感度アップ」
伊賀市商工会女性部部長 大田節子さん
○循環型社会研究会
・廃食油リサイクルのとりくみ
うえの廃食油リサイクルの会 辻喜嗣さん
・消火器のリサイクル
株式会社モリタ環境科学研究所 高木優子さん
・モクモクのリサイクルのとりくみ
モクモク手づくりファーム役員総合企画室チーフ 松田明子さん
・伊賀市環境保全負担金制度について
伊賀市生活環境部環境政策課課長 松本直明さん
・地球への恩返し-根来産業株式会社の取り組み(地廃地環)
根来産業株式会社 代表取締役 根来功さん
・循環型社会を目指して高島市への取り組みとびわこバイオラボの役割
びわこバイオラボ株式会社 取締役 北村豪規さん
・天ぷら油で車が走る
(株)ワンダーランド三重 代表取締役土田良一さん
・環境リスクコミュニケーション事始-サスティナブル社会をめざして
KNS循環型社会研究会 主査 神牧智子さん
17:45 交流会開催
≪1月14日≫
【伊賀賀上野まちあるき】
日本一の高垣・伊賀上野城や俳聖殿、中級武士の屋敷「入交家住宅」、2007年3月にオープンする古い町家を再生した複合施設「まちやガーデン伊賀」、伊賀上野町家みらいセンターの見学など、伊賀の町並み・文化遺産を堪能いたしました。