Activity Report 活動報告
【中国支部】ミニ井戸端会議
岡山県真庭市久世にてリアル・オンラインによるハイブリッドミニ井戸端会議を開催しました。
リアル井戸端会議では、地域散策をしながら真庭の地域団体「まにワッショイ」メンバーとのリアルな交流を行い、オンライン井戸端会議では、古民家を改修した「まにワッショイ古民館」の一室をお借りし、Zoomによるリモート会議を準備しました。
(地域散策・地域交流)
真庭市久世は、旧出雲街道があった地域で「商いの町」として栄えました。今でも商売人が店を連ねており「まにワッショイ」各メンバーも先祖代々からの店を守る人たちです。まず初めに訪れたのは、豆腐店と豆腐料理店を営む鈴木さん(4代目)です。鈴木さんからは、揚げたての生あげをご馳走になりながら、豆腐店として生き残るための苦労や想いななどを聞くことができました。次に訪れたのは、おじいさんが和菓子屋をしていた、洋菓子店の大西さんです。大西さんは県外で洋菓子の修行を積み、この地に戻りました。おじいさんが作っていた和菓子の味をリスペクトした和と洋を組み合わせたケーキを作っており、新しい形で先祖からの店を守ろうとしています。そして、この出会いのきっかけとなった、八百屋を営むスミダ商店の住田さん(3代目)は、地域に元気を届ける「まにワッショイ」の中心的な存在です。7年前に店舗改装し、老若男女問わず立ち寄りやすい雰囲気の店構えには、真庭の食の発信地としての住田さんの想いが詰まっています。
その後、昼食を兼ねて「まにワッショイ」の代表を務める、岡本さんが営む割烹料理店「おかもと」で料理をいただきつつ、この地域の魅力など紹介いただきました。最後に、若いメンバーの背中を押し、皆から「お父さん」と呼ばれる岡田鮮魚店の岡田さんと地域活力の原動力の秘訣など話を聞くことができ、意見交換を通じて、今後、KNSとの交流イベントの企画など、前向きに捉えていただくことができました。
世間が自粛モードの中、リアル交流の開催は、メンバー間でもかなり悩みましたが、そんな不安も晴らすほど、
温かく笑顔で迎え入れてくれた「まにワッショイ」メンバーに、中国支部メンバー一同「また、ここに来たい」と思うほど、とても濃い(精神的に)交流を行うことができました。
(オンラインミニ井戸端会議)
その後、まにワッショイ古民館に戻り、Zoomを利用しオンラインミニ井戸場会議を行いました。会議では、現地メンバーから地域交流の結果を報告し、それぞれの想いや感想など話し合いました。
コロナ収束後には、真庭での地方大会が開催できるよう、引き続き、交流を深めていきたいと思います。
●日時:2021年5月8日(土) 11:30 – 15:30
●主催:中国支部
●参加者:中国支部4名(岡本・渡辺・藤川・萩原)
●テーマと内容:「ミニ井戸端会議in真庭」
- 地域団体「まにワッショイ」とのリアル交流とオンラインミニ井戸端会議-
●スケジュール
11:00 – 11:30 まにワッショイ古民館 メンバー
11:30 – 14:30 地域散策
・まにワッショイメンバーとの交流
・白寿庵(豆腐屋):鈴木さん
・おおにしのお菓子屋さん(洋菓子屋):大西さん
・スミダ商店(八百屋):住田さん
・割烹旅館おかもと(割烹料理店):岡本(まにワッショイ代表)
・岡田鮮魚店(鮮魚店):岡田さん
・その他、旧出雲街道・久世駅・CLTテラス等散策
14:30 – 15:30 オンラインミニ井戸端会議
・現地メンバーとオンラインメンバによる井戸端会議