Activity Report 活動報告

【関東支部】ミニ井戸端会議 Vol.34

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12月の関東支部ミニ井戸端会議(Vol.34)は「健康・生きがい開発財団」会議室をお借りしての開催となりました。
今回の話題提供者は、ローカルファースト研究会代表の淺野真澄さんです。航空会社のCAやモールのインフォメーションといった華やかな経歴をもつ淺野さんですが、引越をきっかけに税金と医療費負担の関係を通して、地域の在り方に問題意識をもつようになったそうです。
ローカルファースト研究会での淺野さんの主な活動内容は、茅ヶ崎ローカルファーストジャーナル発行・文教大学の教材(大学と一緒に)作成・ローカルファーストショップの実践となっています。どの活動においても、地域に優しいこと、つまりローカルファーストの精神が活かされてきました。地域のことを知り、地域のことを好きになる。そして、地域にとって何が優しいのか考えて選択する。ローカルファーストとは地域優先という意味ではなく、地域愛や地域への優しさを軸にして地域経済を循環させる考え方でした。

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また、淺野さんのお話の前後に、東海大学工学部建築学科の杉本洋文先生からローカルファーストに関する説明を聞かせて頂きました。ポートランドの地域内循環の在り方、子どもを地域で育てることの重要性、100歳以上の生き方というライフスタイル、モノに託されたストーリーなど、どれも興味深い切り口でした。そして、淺野さんの実践を通して分かった結果は、居場所が必要であるということだったそうです。体験した物語がモノの付加価値となり、新たなコミュニケーションがモノから生まれる。そんなコミュニケーションが生まれる居場所こそ、これからの地域を豊かに輝かせる力をもちえるのかもしれません。
ローカルファーストについて学んだ井戸端会議の参加者達は、ローカルファーストな懇親会会場へと移動。茗荷谷駅近くの和来路(わらじ)にて、旬の食べ物や美味しいお酒を楽しみました。地域のことやローカルファーストに対する想いなど、話は尽きませんでした。
淺野さん、杉本先生、そして会議室をお貸しくださった健康・生きがい開発財団の皆様、ありがとうございました。

1.話題提供テーマ:「ローカルファーストが日本を変える」
  話題提供者:ローカルファースト研究会代表 淺野真澄さん
2. 概要:ローカルファーストとは、ローカルファーストの必要性が生まれた背景、内外の取り組み事例紹介、淺野さんがこの活動にのめり込んだきっかけ、などなど
3.日時:2018年12月20日(木)午後6時半から
4.場所:(一財)健康・生きがい開発財団 会議室

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