Activity Report 活動報告
コミュニティスポット2525 Vol.19(第43回定例会 & 第13回INS in 関西 前夜祭)
コミュニティスポット2525 Vol.19
「シェアワーキングの未来 - co-labの実践を通して」
今回のコミュスポ2525は、東京から春蒔プロジェクト株式会社代表取締役の田中陽明さんをお迎えして開催しました。
田中さんといえば、今から10年前、まだシェアオフィスという言葉が一般的ではなかった頃、六本木にco-labを誕生させた張本人。クリエイターが集まり、六本木という地をフリーランスのクリエイターの集積地に変え、最先端の感度の高い人たちを釘付けにした民間施設のプロデューサーとして、現在も、千駄ヶ谷、渋谷、西麻布、二子玉川に拠点を拡げて活動されています。
http://co-lab.jp/
田中さん自身、「クリエイターを中心に据えたコ・クリエイションのかたちは、各方面のビジネスシーンに影響を与え、クリエイティブワーカーを誘因するに至っています。本質的な変革を起こすのは、クリエイティブマインドをもった主導者であり、彼らが世界的な潮流をつくっている現在、そのような人達が自由に発想できる環境が重要であり、それがシェアスペースにあるのではないかと感じています」と。
co-labの活動事例の紹介や、それを通じて田中さんが経験されてきたこと、そしてそれらをふまえた上での今後のシェア型ワークスタイルのあり方や可能性についてもお話しいただきました。
□日時:2013年12月13日(金)19:00-21:00
□場所:ハービスプラザ5F 会議室2
大阪市北区梅田2-5-25
http://www.herbis-kaigi.com/
□テーマ:「シェアワーキングの未来-co-labの実践を通して」
□話題提供者:田中陽明さん
春蒔プロジェクト株式会社 代表取締役 クリエイティブディレクター
co-lab(シェアードコラボレーションスタジオ)主宰
クリエイティブファシリテーター
アーティスト、ソフトアーバニスト
(プロフィール)
1970年生 武蔵野美術大学建築学科を卒業後、大手ゼネコン(大林組)設計部を経て、
慶応義塾大学大学院 政策メディア研究科(メディアアート専攻)修了。
2005年春蒔プロジェクト株式会社設立。
2003年よりクリエイター専用のシェアード・コラボレーション・スタジオ
co-lab(コーラボ)を六本木にて森ビル株式会社支援の元、スタート。
2005年に千代田区三番町に移転後、インディペンデントのクリエイター(デザイナー、建築家、
アーティスト等)が、クリエイションに特化された長屋のような空間をシェアしながら
コラボレーションできるプラットフォームとなる場を提供。
co-labを一つの集合体と捉えた集合知による制作形態をとり、
既存の企業組織型や個人型ではなく、その中間的な領域「集合型」で働くことを提唱。
2010年2月にco-lab千駄ヶ谷をクリエイターと社会起業家とのコラボレーションをコンセプトにオープン。
同年5月、co-lab西麻布をコクヨファニチャー株式会社と企業と個人の協同ワークプレイスとしてスタート。
2011年4月、co-lab二子玉川を企業コンソーシアム60社とのコラボレーションプレイスとして、
東急電鉄株式会社等と協同しスタート。2012年1月にはco-lab渋谷アトリエを
ラピッドプロトタイピングができる工房付きでオープン。
今後も拠点毎に様々なコンセプトをもったワークプレイスを増設し、新たな働き方と集合知による
アウトプットを模索中。
□主 催:関西ネットワークシステム(KNS)http://www.kns.gr.jp
□共 催:梅田MAG(阪神電気鉄道(株))http://umeda-mag.net/