Activity Report 活動報告
コミュニティスポット2525 Vol.9
新年第1弾となる第9回目は、アメリカ大使館文化担当官補佐の中西玲人さんをお招きして開催しました。
中西さんは、アメリカ大使館文化局およびルース駐日アメリカ大使への文化アドバイザーを務めながら、アメリカ合衆国の日本国内(特に首都圏)における文化プロジェクト戦略の立案と運営に携わられており、主な仕事として対談シリーズ『時代を創る二つの作法』(2010年 渡辺謙×中島信也・2011年 孫正義×ルース駐日アメリカ大使)やウェブ媒体を駆使するパブリック・ディプロマシーとしてのアメリカ大統領選特番「17時間ぶっとおしで民主主義を語る」(2012年11月)を立ち上げる他、企業・NPO・公的機関等との新しい恊働の枠組みづくりを数多く展開されています。また、職外でもアートプロデューサーとして国内外で展覧会・舞台・雑誌インタビュー等を企画しながら異分野のプロフェッショナルと連携し、現代表現文化を軸とした地域振興に従事しておられます。
今回、中西さんに在日大使館との付き合い方やアメリカ大使館の対日文化プロジェクト戦略など、普段関西では聞く機会が少ない大使館の話をお伺いしました。
□日時:2013年1月10日(木)19:00-21:00
□場所:ハービスPLAZA会議室 5階3号室
大阪府大阪市北区梅田2丁目5-25
http://www.herbis-kaigi.com/
□話題提供者:中西玲人さん
在日アメリカ合衆国大使館 広報・文化交流部 文化担当官補佐
http://japanese.japan.usembassy.gov/
□報告テーマ・内容:
主 題:「”クリエイティブ”を創出するエコシステム」
副 題:「アメリカはなぜ世界一の文化市場になったかーその起源をひも解くー」
産学官を結ぶ“クリエイティブ”の役割は、
現代社会やアメリカの文化・外交戦略を考える上で
今や不可欠なキーワードと言えます。
具体的には、クリエイティブには、「究極の産学官連携」としてのシンクタンク的な役割が求められています。
そうした連携を可能にする社会的な枠組みや、
市民一人一人の積極的な参加精神といったことを切り口に、
スピーカー自身の経験や事例紹介を通じて、
来るべき新しい異業種間の繋がり方を語り合う予定です。
特に、今回は職外での活動やプロジェクトに関するお話も盛り込み、
産官学連携のあり方と日本独自の問題にアプローチしていく為の生態系(エコシステム)づくりに関して
皆さんと 忌憚ない議論や意見交換ができればと思っています。
□プロフィール
在日アメリカ合衆国大使館 広報・文化交流部 文化担当官補佐
http://japanese.japan.usembassy.gov/
1974年大阪市生まれ。
中学三年で単身渡英し以後10年余を英国ケンブリッジ及びロンドンで過ごす。
ロンドン大学卒業後、外資系総合電機(ドイツ)・国内メディア(東京)・現代
アートギャラリー(神戸)を経て2007年より現職。
現在、大使館文化局およびルース駐日アメリカ大使への文化アドバイザーを務めながら、
アメリカ合衆国の日本国内、特に首都圏における文化プロジェクト戦略の立案と運営に携わる。
□主催:関西ネットワークシステム(KNS)
□共催:梅田MAG(阪神電気鉄道(株))https://umeda-mag.net/