Activity Report 活動報告
第99回産業クラスター研究会&Smips in 関西
例年「産学官連携推進会議」の前夜に開催していた“重役会議”、今年は若干時期をずらして、UNITT(産学連携実務者ネットワーキング)の前日の9月8日(木)の夜に、その前夜祭を兼ねて、全国各地から京都に集まった関係者による産業クラスター研究会をSmips関西と協働で開催しました。
今回のテーマは、「産学連携の現在と将来」。(じつは結構間際になってテーマを決めて、それから慌てて話題提供者の方々にお願いすることになってしまいました。)
モデレーターの秀逸な差配により、“重役会議”らしく、全国各地からお越しいただいた参加者全員27人の方にご発言いただきましたが、やはり今年も時間が足らずに交流会へ。やや宿題を残した感がありましたが、KNSの“本番”である交流会にもほとんどの方にご参加いただいて、当然、深夜まで飲んで騒いで、議論を深めました。最後は、来年も“重役会議”を開催するぞ、という決意表明で締めております。
参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。
■日時:2011年9月8日(木) 18:35-20:45
■場所:キャンパスプラザ京都 2階 第1会議室
(JR京都駅ビル駐車場西側)
http://www.jarl.com/kcwa/2005/kyanpas.html
京都市下京区西洞院通り塩小路下る
■テーマ:「産学連携の現在と将来」
(開催趣旨)
本年6月に公表された「知的財産推進計画2011」では、「大学の研究成果を基にしたベンチャー企業の成功事例が出ているものの、我が国の産学連携の潜在力が十分に発揮されているとはいえない。」という現状認識が示され、「中小・ベンチャー企業を含む企業と大学との効果的な連携が進むよう、ユーザー企業の視点を重視しつつ、産学連携機能を強化していく必要がある。また、大学の研究成果を新たなビジネスにつなげる上で、事業化を見据えたグローバルな知財マネジメントが必要である。」と指摘されています。
このような現状認識が正しいとすれば、それはどのような原因によるのか、そして、その原因を克服し、我が国の産学連携の潜在力を十分に発揮させるにはどうしたらよいのか、そのときに社会的ネットワークに期待される役割は何か、といったことについて、一緒に議論し、考えていきたいと思います。
今回は、松田一敬様(合同会社SARR代表、北海道ベンチャーキャピタル株式会社前代表取締役)と藤原善丞様(MTC研究所代表、早稲田大・香川大非常勤講師)をお迎えして、基調講演をいただき、そこでの問題提起を踏まえて、議論させていただく予定です。
というわけで、今回も、産学連携に関係する皆さんに集まっていただき、言いたい放題・・・自由にご意見を述べていただけたらと思います。皆様、よろしくお願い申し上げます。
■当日のプログラム
18:35-18:45 開会・挨拶
18:45-19:30 問題提起
テーマ:「産学連携の現在と将来」
モデレーター:上條由紀子氏 金沢工業大学
話題提供者:
藤原善丞氏(MTC研究所代表、早稲田大・香川大非常勤講師)
松田一敬氏(合同会社SARR代表、北海道ベンチャーキャピタル?前代表取締役)
19:30-20:45 フリーディスカッション
21:00- 交流会
■主催:関西ネットワークシステム(KNS)産業クラスター研究会/知的財産マネジメント研究会(Smips)