Activity Report 活動報告
第12回定例会 in 滋賀 &第10回循環型社会研究会
今回の定例会は、初めて滋賀県で開催しました。遠方にもかかわらず、
多くの方に参加していただきました。
□日時:2006年2月25日(土)
コラボツアー :13:00-13:30
講演会(全体会・分科会):13:30-17:00
交流会 :18:00-20:00
□会場:○講演会会場
コラボしが21 3F
・全体会会場:大会議室(200席)
・分科会会場:大会議室、中会議室1、2
○交流会会場
中国料理「かすが」
○コラボツアー
2004年9月にオープンした産業支援機関「コラボしが21」の見学会
12回目になるKNS定例会が、滋賀県大津市のコラボしが21で開かれました。
プレイベントの館内見学コラボツアーは9階の琵琶湖を見晴らす展望廊下からスタート。見学者から「他のインキュベーション施設をよく研究してる」という声ももれた施設は、オフィス以外に、銀行系も含む支援機関、展示スペース、図書室、ITルームなどもあり、かなり充実していますし、きれいです。煮詰まったときでも琵琶湖を眺めてリフレッシュできるのが良さそうです。
○講演会
1.全体会
・「KNSの最近の活動について」 KNS世話人 山本 敏也氏
・「大阪大学における産学連携・大学発ベンチャー創出について」
大阪大学ベンチャービジネス・ラボラトリー 教授 兼松 泰男氏
・「滋賀県の産業特性、経済特性と産業創出について」
(財)滋賀県産業支援プラザ地域結集型共同研究事業 事業統括 井上 嘉明氏
講演会の開かれた大ホールからも琵琶湖や雪の比良山が眺められました。
初めての滋賀開催なので、皆さん集まってくださるだろうかと心配しましたが、100人を越える方々に集まっていただきました。
全体会のトップは世話人の山本敏也さんによるKNSの活動紹介。
毎回、違う世話人が説明します。今回はKNS会員以外が過半数でしたので、とくに大事な役目だったと思います。まちづくり研究会の活動紹介でアクセントを付けておられました。「必ず飲んで騒ぐ会」も忘れず強調されたので、交流会の盛況につながったのかも。
次に世話人の兼松先生が「大阪大学における産学連携・大学発ベンチャー創出について」の紹介をされました。滋賀県の大学の皆さんが揃う前で、しっかり阪大の活動をアピールされていたと思います。
全体会の最後は、(財)滋賀県産業支援プラザの井上嘉明氏による「滋賀県の産業特性、経済特性と産業創造について」。経済指標から滋賀県が中部圏と同じ軌跡をたどっていることや、ポテンシャルが高いことなど、滋賀県ビギナーの私たちに滋賀県の産業を非常に明快に説明していただきました。後の分科会のお話を聴く上で、良いベースになったと思います。
2.分科会:
◇分科会1(産業クラスター研究会)
・「産業クラスター研究会の活動について」
KNS産業クラスター研究会 主査 堂野 智史氏
・「長浜バイオ大学産学官共同研究・事業開発センターの活動について」
長浜バイオ大学産学官共同研究・事業開発センター 特任教授 郷 保正氏
・「立命館大学BKCリエゾンオフィスの活動について」
立命館大学BKCリエゾンオフィス室長 中谷 吉彦氏
・「龍谷大学RECの活動について」
龍谷大学REC課長 鶴野 善久氏
・「都市エリア産学官連携活動事業『びわこ南部エリア』」について
(財)滋賀県産業支援プラザ 副主幹 篠原 弘美氏
・「近畿地域における今後のクラスター政策について」
近畿経済産業局産業クラスター計画推進室 室長 志賀 英晃氏
◇分科会2(インキュベート研究会)
・「インキュベート研究会の活動について」
KNSインキュベート研究会 主査 与那嶺 学氏
・「BI政策の現状と展望」
経済産業省地域経済産業グループ産業施設課 須田 保之氏
・「滋賀の創業支援の仕組みについて」
(財)滋賀県産業支援プラザ 創業支援室長 西岡 孝幸氏
・「起業・創業支援『NPOセンター』の取り組みについて」
株式会社アイ・キャリアサポート 取締役社長 黄瀬 紀美子氏
・「ベンチャー企業の資金調達について」
扇町インキュベーションプラザ
インキュベーションマネージャー 長川 勝勇氏
◇分科会3(循環型社会研究会)
・「循環型社会研究会の活動について」
KNS循環型社会研究会 主査 神牧 智子氏
・「環の郷たかしまを目指して」
高島市長 海東 英和氏
・「持続可狽ネ社会づくりに向けた取り組みについて」
滋賀県琵琶湖環境部水政課 主幹 馬渕 兼一氏
・「意識改革は周辺から-MOH通信
現実と未来の天秤志向-eプラザ&開発本部」
新江州(株)循環型社会システム研究所 課長代理 辻村 琴美氏
・「エコタウン進出企業の挑戦 -水の力が資源をつくる-」
近畿環境興産(株) 取締役総括本部長 田中 靖訓氏
○交流会:
・KNSの本番。場所を移して、たっぷり2時間。
100人を超える参加者があり、会場は熱気でムンムン。
大いに盛り上がりました。交流会でも人が減らないのがKNSの特徴。
滋賀でもKNSらしさが出た会合でした。
武村さん、本当にお疲れ様でした。
□主催:KNS(関西ネットワークシステム)
□協力:長浜バイオ大学産学官共同研究・事業開発センター、
琵琶湖南部エリア大学発新産業創出推進協議会、
立命館大学BKCリエゾンオフィス、龍谷大学REC (50音順)
□後援:大津商工会議所、滋賀県、(財)滋賀県産業支援プラザ、
滋賀県中小企業家同友会 (50音順)