Activity Report 活動報告
第17回インキュベート研究会
(第2回とよなかインキュベーションセンター起業家研究会共催)
『ビジネスインキュベーション(BI)施策の現状と課題』
講師:須田保之さん/経済産業省地域経済産業グループ産業施策課
ビジネスインキュベーション(BI)施策の現状と課題』というタイトルで地域経済産業政策の変遷とBIの意義-BI施策の展開・現状・課題まで、国の流れをトータルにお話いただきました。
今、「ハードからソフトへ」行政の支援も変わりつつあります。つまりこれまでは、「ハード(支援施設設置)」のために大金がつぎ込まれましたが、これからは、「ソフト(支援する人を育成するなど)」にシフトしていくようです。
まだまだ、インキュベーション・マネジャー(IM)の認知度が低くIMの数も足りません。IMの活動環境も十分とは言えません。
今後、このIMの認知度向上のための啓蒙活動と、IM育成、環境改善に着目していただけるのは、私たちIMにとっても、ありがたいことです。
また起業家にとっても、事業加速のために役立つことと思います。
また今回のお話の中で、須田さんが一番強くおっしゃってたことが「属人的ネットワークの重要性」でした。
IMの重要な仕事の一つに「人と人が繋がる場づくり」があります。
起業家の課題を解決するためには、IM一人の知恵や知識では解決できません。それを個々の持つネットワークで解決しようというものです。
それは、KNSのあり方にも共通していますね。
とても共感できるお話でした。