Members Column メンバーズコラム
人との出会い
村上晴美 (アクシー株式会社) Vol.210
みなさん、こんにちは。アクシー株式会社 村上晴美です。
早いもので東京に出て6年目になり、今年3月には、さまざまな方々と濃い時間を共にした法政大学大学院政策創造研究科を無事に修了することができました。
ですが私、こう見えて人見知りでひきこもりがちなのです。そのため、これまでKNSに参加はしていたものの大勢の人に会うだけでアップアップになっているところがありました。しかし、大学院で【学生時代のような利害関係のない人との出会い】を体験し、人と人とのつながりを生む場を提供し続けるKNSの貴重さを痛感し、KNSに参加出来ていることがすごい事なんだと知りました。人と人が出会い、時間を共有し、顔と顔を合わせて会話をすることって本当に貴重なことなんですね！
さて、私は現在も大学院内「地域創造システム研究所」の特任研究員として活動を継続しているのですが、ここで少し地域創造システム研究所のご紹介をさせていただきたいと思います。
地域創造システム研究所は、地域資源・・・といいましても、その分野は多岐に渡っており、特産品のように目に見える形のものもあれば、おもてなしを含めた日本独特の文化やソーシャルキャピタル等における絆など無形のものもあります。こういった有形無形を問わず地域住民が見落としがちな大切なシーズを発掘し、どのようなシステムやプロセスで導入していけば効果的なのか調査研究することを目的に活動しています。
活動の一部をご紹介しますと、映画や本などに利用された地域コンテンツを巡るコンテンツツーリズムや、地域住民や地域文化との関わりを分析し、地域で取り組む防災教育のあり方を明らかにするプロジェクトなどを行っています。
その中で私の研究テーマは、地域に必ずある小学校です。修士テーマは「初等教育教員の業務における分業の可能性に関する研究～教員の分業を促すには何が必要か?」とし、多忙な教員の業務分業が進まない問題を調査研究しました。今後は、教員業務の中でも「学校のICT化」を取り上げ、ネットリテラシー教育に関する課題を調査研究していく予定です。
たくさんの方と出会い刺激を受けたことで、やりたいことがたくさん出来ました。本当に、人と出会うって大切なことなんだな、と感じています。
これからも色々なことに興味を持ち、好奇心を失わず、人との出会いを大切に、KNSにも積極的に参加できればと思っています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
