Members Column メンバーズコラム

秋入学ってどうよ?!社会よ変革せよ?!

溝口文子 (大阪電気通信大学)  Vol.106

溝口文子

大阪電気通信大学の溝口です。
こんにちは。

甚大な被害をもたらした地震から1年が経過しました。私はまだ、被災地を
訪れておりません。この年内にはその地を訪れ、自分の目や体で被災地の状
況を確認したいと思っています。。。

さて、では、コラムに入ります。
今、注目を集めている「秋入学」についてです。大学にたずさわる人間とし
ては、やはり、気になるところでコメントしてみたいと思います。
ただし!あくまでも溝口の個人的見解ですので、本学とは全く関係がないこ
とを申し添えておきます。

■大学・学生からみたメリット・デメリット
 □メリット
 〇国際化
 ・国際的な入学時期に合わせ、留学がしやすい。
 ・海外からの留学生の増加が期待できる。
 ・大学の研究・教育の交流が行いやすくなる。

 〇ギャップイヤー入学まで
 ・ボランティア等社会的見聞を広める機会に充てられる。

 〇ギャップイヤー卒業時
 ・夏を就職活動にあてられることにより、大学教育をしっかり教授できる。
 ・就職するまでの期間を社会体験の機会にあてられる。

 □デメリット
 〇国際化
 ・日本から優秀な生徒が海外へ流出

 〇ギャップイヤー入学まで
 ・家計の負担?

 〇ギャップイヤー卒業時
 ・国や企業等の4月一括採用から外れ、就職が困難となる可能性がある。
 ・国家試験の受験が遅れる。
 ・就職までの期間がのび家計の負担増。

と上げてみました。厳密には多くの制度設計や影響を考えないといけないので
すが、ザックバランの感想としては、「メリットの方が多いのではないか」と。
ストップ要因としては、日本の桜咲く季節からのスタートがあまりに強すぎて、
秋では国民が気分的に乗り気になれないっということになりましょうか(笑)。

で、ですねぇ、「優秀な人材の流出」についてはすでに、優秀な人材はとっとと
日本を出て行っていると思います。そこをとどめられない社会が問題であるだ
けで。
「家計」の問題、これは大きいと思います。が、であるならばギャップターム
の時に死ぬ気でおもいっきりアルバイトすればよいのではないかと。それによ
る社会経験はのちの就職活動や社会人となったとき影響は大きいはずです。
「4月の一斉入社」ですが、実際には3月に卒業したものの就職が決まってい
ない学生は山のようにいます。ギャップタームがあればなぁと思っている学生
や親が結構いるのではないでしょうか。また、2013年採用にいたっては、学生
の教育の機会確保のために、各就職エージェントがWEBのオープンを10月から
12月に遅らせたり、経済界も採用試験開始をおくらせることを憲章として掲げ
一部大手で実施しています。むしろ、ギャップタームを活用し、卒業までの期
間はとにかく勉強せよっとしてしまい、ギャップタームの期間に就職活動を企
業等も学生も行えばよいのではないのか?!とも単純に思うわけです。
が、それよりも、4月入社でないといけないという企業等、つまり社会に変革
を求めたい。いつ入社・入職してもよいではないですか。そりゃ?人事担当者
は大変ですよ。でも、個々の個性ある人材を採るならばそれがむしろ良いので
は?と思うわけです。

 そして、このギャップタームの期間こそ、KNSのみなさんのような人々によ
る仕掛け好きの力が発揮できる期間ではないかと思うのです。例えば、アルバ
イトができない事情の学生もおりましょう。そのためには、ギャップタームフ
ァンドを設立して、学生は何かの行為をもって返済に充てるというのもありか
もしれません。皆さんの頭、うずうずしていませんか?

この秋入学、、、社会を変える一石にみんなで考え、機会としたいですね。

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