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安積好史 (大阪市経済戦略局産業振興課)  Vol.313

安積好史

2回目のコラムへの登場となりました大阪市経済戦略局産業振興課の安積です。
以前(2013年12月4日Vol.191)にも記載しましたが、2004(平成16)年10月にものくり支援担当に配属されて以降、新産業育成担当→産業振興担当→工業担当→産業振興担当と名称は変われど、約10年超、同課(局では35年で最長)においていただき、2年間ほど、ものづくり企業さんと接する部署は離れたものの、濃淡はありますが、ず?とものづくり企業の皆さまのお世話になっています。

ただ、11年半を少し超えたところですが、この4月で上司である課長が7人目、部長に至っては8人目、部下はようやく一人で企業さんとのお付き合いができるようになったと安心した矢先に異動・異動で、役所の人事異動のスピードが速くなっていますが、素人集団になっちゃいました(泣)できるだけ早く部下を育て、企業様にご迷惑のかからないように頑張ります。
また、ここ数年は、施設系の仕事と兼務だったため、企業さんとお話しさせていただくのも、主に展示会等が中心で企業訪問も数社にとどまっていました。
このような昨今ですが、悲観するばかりではありません。この間、数年かけて地道にまいた種があちこちで花開いてきています。具体には、大阪市では数年前から区役所が主体的ちなってものづくりの取り組みが行われ、いくつかの区役所において、ものづくり企業さんと区役所とが連携して事業がなされてきています。
当初は、区役所の方も何をどう取り組んでいったらよいのかわからない?いう中で、サポートをするという展開でしたが、何度も何度も飲みにいったり話をしたり、企業さんに区役所職員と同行したり試行錯誤を重ねてきました。
区役所と局の関係をどうするか?も模索していましたが、区役所におけるマンパワーの限界、区長の方針、核となる企業さんの発掘、ものづくり企業を取り巻く資源監局などなどを見極め、現段階の到達点としては、局はビジネス支援、区役所は、企業さんを企業区民としてとらえ、区民に企業活動を理解していただくこととして、区役所を核に活動が行われ、私ども局の人間はサポート役に徹しています。
最近、新聞紙面をにぎわせている修学旅行生の見学でお馴染みの大正区役所の取り組みをはじめ生野区役所、東成区区役所、西淀川区役所などなど・・・・・・こちらが想定していたことを超える取り組みがなされ、びっくり&うれしい限りです
新年度は、各区役所さんとの関係を強化(内臓の持つ限り)して行きたいと思っています。
とは申しましても、本年で55歳。
昨年秋には、草野球でスライディングの際に手をついてしまって左手首骨折(泣)
今年に入りトイレで滑って、手をつくのを避けたまではよかったですが、右手を強打し右手首負傷(病院には行かず我慢しましたが、ひと月以上痛みが引きませんでした(泣))など、歳には勝てないのも現実です。
ただ、Facebookを拝見する限り、私だけではないようで大阪府のR家さん、私の上司のガッツガッツガッツのI谷さん、メビックのD野さんなど、多くの方が昨年末からカルシウム不足か飲みすぎか、歳のせいか?、同じような骨のお怪我をされ少し安心してしまいました(笑)

4月からは、以前のようにものづくり企業さんにがっつり訪問できる担当となりました。
すでに4月には、展示会へ行き、10年前かかわらせていただいた企業のブースに名刺を持ってお邪魔すると、担当者は変わられておられましたが、社内に戻られてから懐かしい方からメールを頂戴し、企業訪問に行かせていただくなど非常に嬉しいこともありました。
しかし、大阪市では、平成24年に大阪市倫理規則なるものができ、様々な制約が増えました。
例えば、「過度の飲酒及び遊興を控え、節度を保つこと」「利害関係者と共に遊技又はゴルフをすること」それに準じることなど、公務員として市民に疑念を持たれないような・・・・あたり前に事といえばあたり前かもわかりませんが・・・・・・
ただ、拡大解釈して、企業さんとの関係や様々な団体との意見交換なども、深入りしないようにという空気も強いです。
節度を持つのは当然ですが、そのような空気に押しつぶされないよう、久しぶりのものづくりの業務をメインにできるので、線香花火が最後ジューと明るくなって、球が落ちるように、最後のワンクール燃え尽きてきたいと思います。
みなさんのあたたかいご支援をよろしくお願いいたします!!

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