Activity Report 活動報告
第16回サイエンスフェアin兵庫への出展
今年も「サイエンスフェアin兵庫」*にブース出展しました。初参加から11年目になります。(コロナのため、リアル参加は9回目)
大学・企業関係者によるポスターセッションにおいて高校生と交流を図ることが求められているのですが、KNSのブースは、「疑問をぶつけて、景品をゲットしよう!」と銘打って高校生を集めて、4人のおっちゃん達が話し続けるという異色のブースになったのは、いつものことです。(事務局にも、人だかりで周囲のブースに迷惑をかけないよう、机の配置にご配慮いただくなど、すっかり覚えられていました。)今年は、いつもと違ってかわいい景品がなかったのですが、多くの高校生がそれでも喜んで(景品をご提供いただいた皆様、ありがとうございました。)、かつ話を聞いて、質問もしてくれました。感想カードには
「様々なジャンルの詳しいことがわかり、景品もあってとても面白かったです。」
「質問をしやすく、会話しやすい雰囲気で楽しかったです。知らないことがたくさんあり、帰っていろいろな人に話そうと思います。質問にもたくさん答えて下さって、とても来てよかったです。」
「自分の身近なことがたくさん知れた。特に電車の技術の話が興味深かった。2053年開通のリニアモーターも楽しみです。」
「細胞についての問題がおもしろく学べました。」「クイズ形式で面白かった」などなど。
「ストレスレベルの話では、自分のストレスが高かったので気をつけたいです。波形の特徴からある程度のストレスの原因が分かるのか、気になりました」
「ドローンの活用や、リニアと結びつけて話せて、とても面白かった。こんな特許で稼がないのは勿体ないと思います。」
「VRで初めて体験できで良かった。リアルで魔法で空を飛んでいるみたいでした。」
などなど。毎年のことですが、おっちゃん達の話を真面目に聞き、かつ質問をするような高校生に感心しきりです。今年は高校生の数が少なかったですが、その分じっくりと話を聞いてくれた気がします。というわけで、我々の方はいつもの三宮ZAKOBAにて本番の交流会を開催し、こちらでも盛り上がってきました。
●日時:2023年1月29日(日) 10:30~16:00
●会場:神戸ポートアイランド内の4カ所
・兵庫県立大学情報科学キャンパス
・甲南大学 FIRST
・神戸大学統合研究拠点
・理化学研究所計算科学研究センター
●内容:
・高校生らによるポスター発表
・高校生らによる口頭発表
・大学・企業・研究機関等によるポスター発表
・大学院生・若手研究者による講演
・大学院生・大学生による高校生との交流(サイエンスカフェ)
・その他 施設見学会 、シールラリー 等
●KNメンバー(有志ほか)
【スピーカー】
吉田 耕治/(株)エアロジーラボ/ヒトの身体の不思議
藤川 昌浩/(有)デジタル・マイスター/血圧推定機能付きストレスレベル評価システム
保田充彦/(株)ズームス/「VR+ドローン」によるバーチャル観光!
加古 泰三/(株)カコテクノス/社会インフラを支える「止める技術」
【その他スタッフ】
木下 朋和/甲南大学
増田 たくみ/トゥーキャンコンサルティング、大阪デザイン振興プラザ
長坂 康之/流通科学大学
杉浦美紀彦/(公財)ひょうご産業活性化センター
【Special Thanks】
荒川 一聡/(一財)化学研究評価機構
野上 和弘さま/野上織物(株)
小笠原 徳さま/岩手県
主濱 隆志さま/岩手県大阪事務所
* サイエンスフェアin兵庫は、兵庫県内のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校15校と兵庫県教育委員会が合同で運営し、高校生等の研究発表とともに、研究開発や製品化に取組む大学・企業・研究機関が出展し、高校生が科学技術の利用や活用に触発される機会を提供しようとするものです。要は、科学好きな高校生と大学・企業関係者との交流を図ろう、というイベントです。