Activity Report 活動報告
第38回産業クラスター研究会
(共催:三重県大阪ベンチャーサロン・第32回ベンチャーセミナー)
ベンチャー企業・中小企業の成長そして産業クラスター形成には、出口支援=販路開拓が重要なポイントです。今回は、阪和興業株式会社経営企画室ビジネスインキュベーションチームの杉島英勝さんと、三重県農水商工部産業支援室主幹佐伯雅司さんにお越し頂き、二つの切り口「商社機能」「行政機能」を利用した販路開拓事例(三重県の事例を中心)についてお話いただきました。
50名もの参加をいただき「販路開拓」について熱心に耳を傾けていただきました。
日時:2006年1月23日
<18:30-19:40>
「商社機能の活用・連携による販路開拓」
講師:阪和興業株式会社 経営企画室
ビジネスインキュベーションチーム(通称BIT)杉島英勝氏
近畿経済産業局主催 近畿クラスターあり方検討委員
三重県との取り組みは、じっくりと連携企業との関係を蜜にしながら、企業技術の強み・商社ネットワークの強みを最大限に生かし、新しく事業展開につなげていく試みです。「顔」の見える関係、ネットワークの活用など、KNSの活動と通じるものがありますね。
<19:45-20:00>
「公的制度活用による販路開拓?みえ新産業創出促進調達制度」
講師:三重県農水商工部産業支援室主幹 佐伯雅司 氏
県が優れた製品・サービス等を評価し、調達する新制度を創設し県内のベンチャー・中小企業等の販路開拓につなげ、新産業の創出による県内産業の振興を図ろうとする三重県の事例は、あらゆる製品・役務・工事を対象にしている画期的な制度でした。
入口支援(三重で事業化するための、ベンチャー総合補助金(総額1億円10/10)から、出口支援(販路)まで、まさに「まるごしで来い、三重」ですね。