Members Column メンバーズコラム
The KNS you grow up with !
木下朋和 (甲南大学) Vol.105
こんにちは、甲南大学の木下朋和です。
「第36回KNS定例会in西宮キャンパス」の開催から1週間が経ちました。
当日は、多数の方々にお越しいただき、ありがとうございました。
さて、甲南大学での定例会は、2008年度の開催をきっかけに、岡本キャン
パスにおいて全国大会含めて2回開催し、ポートアイランドキャンパス、そし
て西宮キャンパスでそれぞれ執り行うことができました。
メンバーの皆様で、「3キャンパス皆勤賞」の方はいらっしゃいますか?
今回、「プレゼンテーション」をすることが決まり、私自身、何のテーマで
話そうかいくつか考えました。同じ大学でも「自分がメンバーで携わるもう一つの
キャンパスのことを話そう」ということで・・・。
私が今携わっている「神戸モトマチ大学」について、ご紹介させていただきます。
(プレゼンを聴講いただいた方には、少しは想いが伝わったのではないかと思っています。)
「神戸」というと、どんなイメージをされますか?
山、海、食、芸術(アート・デザイン)、ファッション、国際文化、環境・・・
など思い描かれるのではないでしょうか。
神戸には、日本のみならず世界にも各分野で通用する「キラキラと光り輝く人」が
数多くいて、注目されています。一方で、彼らの活動が知られておらず、
東京や海外など「神戸以外」で注目を集め、活躍の舞台を移す人も少なくありません。
また、同じ神戸に居ながらにして、各分野で活躍する人たちが実際にどんな活動を
しているのか、全く知らないままでいる現状にあります。
極端に言えば、「隣の人が何をしているのかわからない。だから、繋がりがない」
という現状です。
このことから、「神戸市街地を一つのキャンパス」と見立て、神戸を拠点に
活動する人にスポットを当て、神戸のステキな人たちに話題(講義)を提供
していただく活動を始めました。
最初の発起人は、神戸に住む4名のメンバーの「思いつき」からスタートしました。
私も当初はメンバーではなかったですが、話を聞くと「学びから人の輪を生みだす
プロジェクト」であり、「トモダチのトモダチ」の距離につなぐことで、
神戸のまちを考えてアクションを起こす核を育てることにあることに感銘を受け、
スタッフとして携わることを決意しました。
■「神戸モトマチ大学」の名前の由来
当時は、色々な案が出されたようですが、神戸を代表する地名「元町(モトマチ)」を
取り入れました。
「元町(モトマチ)」を早口で繰り返し言ってみてください。
別な言葉に置き換わりませんか?
私たちは、前述のとおり、顔が見える関係、「トモダチのトモダチ」の輪を
広げていくことを大切にしています。
■「神戸モトマチ大学」開講 ~講義スタート~
2011年6月に開講しました。入学(参加)にあたっては、入試も入学金も
必要ありません。事前申込による参加自由な会で、スタッフ自身もボランティアで
運営しています。
講義は、月1回平日夜に実施しています。毎回、平均50名ほどの参加者です。
最近では、回を重ねるごとに参加者も増えています。当日参加できない人には、
「Ustream」で配信するなど、いつでも受講できるような仕組みも始めました。
単に「月1度、講師を呼んで、90分間お話をしてもらう」ということではなく、
スタッフがナビゲーターとして参画し、講師/スタッフ、そして参加者が共に考える場を
創っています。活動の詳細は、ホームページをご覧ください。
神戸モトマチ大学 http://kobemd.com/
Facebookページ http://www.facebook.com/#!/kobemd
■ THE CAMPUS YOU GROW UP WITH
「神戸モトマチ大学」では、神戸の「海」と「空」をイメージカラーにした
ロゴを作っており、ロゴ下にはキャッチフレーズをいれています。
「THE CAMPUS YOU GROW UP WITH」
直訳すると、「あなたと一緒に成長するキャンパス」です。
つまり、私達が楽しみながら学び、キャンパス(神戸)自体も成長していきます。
それは、「プロジェクトに関わる全ての人々」と「神戸のまち」が同時に成長していく
ことを意味します。
☆神戸の街が大好きなひと
☆神戸のことをたくさん知りたいひと
☆神戸でキラキラと輝くひとの話が聞きたいひと
☆一緒に「神戸モトマチ大学」を作っていきたいひと
・・・そんな方々とご一緒できることを楽しみにしています。
今回紹介した取組みは、KNSの活動とも類通じるところがあると感じています。
メンバーの各人が、KNSの活動に積極的に参画し、活動の場所やネットワークを
拡充して創っていき、そして自らも成長していく。
今後のKNSでの活動が益々楽しみです。
「The KNS you grow up with ?KNSとともに成長する」ことを期待して。
※本取組みは、「甲南大学」とは一切関係ないことを申し添えます。