Members Column メンバーズコラム
あれこれ自分で自分のことを考える
矢野 貴朗 (公益財団法人大阪産業局&未来100年製作所合同会社) Vol.701
自分で自分のことを考えるのが苦手な方いませんか?
本当に私も苦手で、つい後回しになってしまいます。自分ごとにならないように仕向けて、モチベーションを上げないと難しいです。なぜこんなことを言うかと言いますと、そろそろ自分を自分でもっと分析して、上手に自分を乗せられたらもっと仕事に時間を使えるかもしれないと思いました。もう人生の半分以上を生きているので、少しくらい自分の運転に上手くなれたらなぁと思っています。
みなさんは自分をうまく運転できていますか?
お仕事を何種類か持ってやっているとやれ時間管理、約束の時間、日程調整など面倒だと思いつつ、やらないと回らない。時間管理とそれぞれに自分の時間の比重をどのように置いていくのか、正解はあるようなないような、自分で決定し運用してみて、これが足りないとかわかってくるのかなぁと1週間の時間の使い方をちょっと振り返ってみるとあまり効率的とは言い難く、これからさらに時間管理をうまくしていかないといけないと思いつつ、流されている自分がいます。自分には厳しくと思っていましたが、意外と甘くなっているなと感じてます。年齢を重ねてくると体力だけでなく気力も長時間維持するのは難しくなっているんだなぁと思います。(最近やっと自覚)若いまんまの体力は幻なのに裏付けのない妄想が思考の基礎になっている自分が怖い(笑)
そんな中、今年の4月から大阪産業局の中の異動で、地域連携推進チームに移りました。担当は市町村にも大阪産業局の支援内容を知っていただくことや、担当の信用金庫さんにも支援内容をお伝えしています。現在も市町村を絶賛訪問中です。産業振興担当の方でまだうちに来てないなぁと言う方はぜひお声がけください。只今補助金(大阪府テイクオフ補助金)の申込のピークです。伴走支援のついた補助金ですが、事務局の一員として伴走支援の方と一緒に十数社ご一緒できそうです。最近は大阪府なんかの申請を見ているとシステムになっていますが、内容の記載の仕方などは割と相談に乗ってくれるケースも多く、私もお手伝いすることが多いのですが、どの部署に行けば良いとかなどもお声がけいただければすぐにお答えできますのでお気軽にお声がけください。
180度話が変わりますが、趣味とかそういうものではなく、仕事としてパン作りをすることになった。が、しかし、パンを作ったことがない私には何をどうすれば良いのか見当も付かず、とりあえずパン職人さんに教えてもらいに行ってみました。1次発酵、2次発酵?ぺちゃんこのパンが本当に膨らむ膨らむ。膨らみすぎるとパサパサ感が出てしまう。形がそれぞれ個性的で統一感がなく、同じサイズ感に見えない・・・どうしてだ。こんなに不器用なんだとつい最近認識。今頃?と聞こえてきそうな気がする。1次発酵が終わったものを計量してちぎり、少し丸めて小麦粉をパラパラ振り、手にもつけて棒で空気を抜きながらお皿みたいにまあるくできれば良いのだが、楕円形、三角形など形状に落ち着きがない。
たまに丸くなったものを二つ折りにしてオーブンの板に乗せて4つほどできたら、オーブンに入れて焼く、途中で取り出して、前後と上下を入れ替えてむらなく焼く。焦げ目や茶色くならない程度でやめて、冷めれば冷凍庫へ運ばれる。
私一人では無理なので、パン職人さんのところへ人を連れて行き習ってもらう。私が教えるよりも効果的です。
ところが、美味しいパンが出来上がったのであるが、回数を重ねると美味しく無くなっている。どうしたことかと聞いてみると、材料が一つ入っていないらしい。しかしそれが本当に原因だろうか。パン職人さんには作り手によって味は変わるというらしい。私が作ったからまずいのだろうか・・・不安だ。
これはもう一度職人さんに作ってもらって検証することとした。冷凍パンなるものは、作業の可能性を開いた。夜中にコネコネしなくてよくて昼間しか営業時間のない私たちにとっては非常にありがたい環境となる。
この後パンがどうなったのかは、みなさまにまた次回お会いした時に続編をお伝えします。