Members Column メンバーズコラム
山登りから学ぶ
竹内進 (株式会社 Sharp Focus) Vol.382
KNSの皆さま、こんにちは。株式会社Sharp Focusの竹内です。メビック扇町でコーディネーターをさせて頂いていることから、堂野さんのご縁でKNSに参加させて頂いております。
簡単に自己紹介をいたします。兵庫県尼崎市に生まれ、隣の伊丹市で育ちました。実家は尼崎で串カツ屋を営んでおりますが、次男坊として、自分の飯の種は自分で作りたいという思いから、写真の道を目指し、8年前に創業しました。血液型がABということで、変子に見られるのですが、いたって素直な性格だと認識しています。(間違っていたらすみません!)そんなことで、このコラムの内容は、なかなかテーマが見つからず苦戦したのですが、私が時々息抜きに行く、そしておじいちゃんになっても続けたいと思っている登山のことを書こうと思います。ただ素人同然のレベルですから、深くはありませんので、ご容赦ください。
もともと自然に身を置くのが好きで若い頃は友達とキャンプに行ったりしていたのですが、社会人になり、すっかり都会のジャングルに埋もれるようになってしまいました。そんな頃、ある経営の研修を受けていた時期に登山と経営は同じであると聞いたことがありました。それから、同じ研修を受けていた仲間と一緒に登山に行こうと始めたのがきっかけでした。そして訳も分からず、初めて登ったのが八経ヶ岳という関西では一番高い山でした。とにかく生身の体にはこたえるしんどさでしたが、達成感はその分ありました。その時は頂上に着くなり雷雨に襲われ、すっ飛んで下山したのを覚えています。山を登るのも、いろんなコースがあって、簡単なルート、難しいルートとありますが、自分たちのスキルを考えた上で、頂上を目指すことが大切であったり、山の天気はすぐに変わり、その時々に合わせ、対応していく必要があったりと、確かに山が教えてくれることがたくさんあるように思います。そういうことで、山登りにあたり、私が思う良い点をまとめてみました。
一、都会のジャングルに疲れた心身を、自然のエネルギーでチャージできる。
二、足腰の強化。多様な足の踏み方をするので、いろんな筋肉が鍛えられる。(整骨院院長談)
三、何かに置き換えて自分を客観的に見つめられる。(経営、家庭生活、社会生活などでのいつも自分がする思考、反応、行動)
三番目は、登山じゃなくても、ゴルフでも、車の運転でも、人間関係でも置き換えて考えられると思います。そしてこれが一番大切のように思えます。つまり例で出したものは、人生の中で、自分に気づかせてくれる山のルートであって、ある人は料理人というルートで、ある人は〇〇というルートで、人生にとって大切なことを得ようとして、頂上に向かっているように思います。
私はこの頂上を、2つ以上のルートから登ってみたいと思っています。そうすることで、お互いの道が客観的に見ることができ、自分に気付けるチャンスが増えるのではないかと考えています。
そして登り始めて楽しいことであれば、続けていくことが大切だと思います。人間は、生きているという事を持続させようとしますし、企業の命題も「永続」だと知りました。つまりやめてしまったら、そこで終わりで、それ以上に進化をする事もないし、何かを悟れる事も無くなります。しかし、続けていれば、上手くいかなかったとしても、失敗しても、チャンスはまたやってきて、乗り越えられるかもしれません。だから、続ける事が大切だと思います。
話がだいぶんそれてしまいましたが、最近マイブームの登山は、お年寄りの方も、私よりもすいすいと登られる方が多くいらっしゃるので、びっくりしますが、後は衰えていくだけの年齢に差し掛かっている今、続けていきたい趣味の一つです。ただ自分の周りに登山に詳しい人が全くいないので、詳しい方がいらっしゃったら、また教えて頂ければ嬉しいです!
突然ですがこれにて個人的なコラムは終わらせて頂きます。この度はコラム執筆の機会を頂き、ありがとうございました。そして最後までお読み頂き、ありがとうございました。