オープン・サイエンス研究会 Vol.8

　KNS（関西ネットワークシステム）のオープン・サイエンス研究会の第８弾として、地球温暖化防止に関わる“科学をひらく”場を設けることにいたしましたので、ご案内させていただきます。　
　今回は、皆様ご存じのKNSメンバーである星乃 勝さん＠スマート観光推進機構から「温暖化を止めなければ…　木材を有効利用して『CO2削減』を！」と題して、画期的な木材乾燥技術による地球温暖化防止の話題を提供していただきます。あの星乃さんが・・・と、ちょっと楽しみでしょ。
　さらに、今回の会場を中川鉄工株式会社さんに提供していただくことになりました。（もちろん、中川裕之会長にも参加いただきます。）
　というわけで、ミニ井戸端会議に近い雰囲気で、そして、かつての「ものひと研」を彷彿とさせる楽しい会となりそうですので、ご都合のつく方はぜひご参加ください。ただし、ものづくり企業さんの現場をお借りしての開催になりますので、参加人数が限られます（先着12名）。お早めにお申し込みくださるようお願いいたします。

■日　時 ： 2025年7月29日（火）
　集　合：18:30（JR野江駅　改札口前）
　研究会：19:00から20:00まで
　交流会：20:00頃から

■場　所 ： 中川鉄工株式会社
　　　　　　　（〒536-0008　大阪市城東区関目2丁目5番17号）

■参加費 ： 500円、交流会：実費

■プログラム：
◎テーマ：「温暖化を止めなければ…　木材を有効利用して『CO2削減』を！」

　地球の温度が上昇しています。そこで『木材』に注目してみました。森林は、酸素を出し二酸化炭素を排出し、地球温暖化を防止します。木を有効利用する乾燥技術「熱化学還元処理 (TCR処理)」を開発した野村隆哉 先生と出会いました！ 木材の組織を固定化して、1本の木から得る木材を2倍にして耐久性も向上する技術でした。この技術を広く知ってもらって『CO2削減』に繋げたいとの話です。

◎話題提供者：星乃 勝さん（NPO法人スマート観光推進機構）
　元大阪市の技術職員です。消防局・交通局・OMP・計画調整局と渡り歩いて、日本初、関西初といった事業に参加してきた”弾けちゃった公務員”です。大阪市を退職後、スルッとKANSAIに勤務、その後「NPO法人 スマート観光推進機構」を設立し、特にインバウンド観光に取り組んできましたが、今年3月末でNPOを解散しました現在76歳、人生最後にもう一花咲かせたい…それがこの事業への協力です！

■参加資格　：　KNSメンバーとその同伴者に限ります。（申込先着12名）

■参加申し込み
　　下記の申込みフォームよりエントリーをお願いします。

＊オープン・サイエンス研究会は、KNSの有志で続けてきた「サイエンスフェアin兵庫」への参加・出展が10年を越えるのを機に立ち上げました。サイエンスやテクノロジー、あるいはそれらから生み出されたものと、人や社会の活動との接点について、“科学をひらく”気持ちで、みなさんと一緒に、面白そうなところを探ったり、体験したりするところから始めて、発展させていければ、と考えています。