Activity Report 活動報告
コミュニティスポット2525 Vol.61 &オープン・サイエンス研究会 Vol.4
今回は、“サイエンス”っぽく、空飛ぶ車と電動キックボードを取り上げて、開催しました。
話題提供者は、 新井秀美さん。行政書士としてスタートアップ企業の許認可やビザ取得などの活動する傍ら、いつのまにか、空飛ぶ車を開発する東大発ベンチャー企業:テトラ・アビエーション株式会社の取締役に就任、同時期に電動キックボードの会社:SWALLOW合同会社の社員でもありました。どちらも今は退社していますが、この10月にはeVTOL Insightsというイギリスのウェブメディアが発表するWomen in AAM 2024に選ばれていますね(AAMはAdvanced Air Mobilityの略なので、空飛ぶクルマ業界全体のこと)。フェイスブックで彼女の活動の一端を見るだけで、アメリカ・カナダに行っていたかと思うと、能登の被災地を巡り、数日前はちょいと韓国までという感じで、非常にアグレッシブに活動しているのがわかります。
そんな新井さんに 「国内外の電動キックボードと空飛ぶクルマの動向について」 と題して話題提供をいただきました。
まず、会場に居る12名(新井さん以外)から、それぞれに自己紹介とこの場で聞きたいことを聞き取り、メモして、それに基づき話を進めていきます。ですので、話はいろいろ飛びます。電動キックボードと空飛ぶクルマだけでなく、スタートアップの資金調達、行政書士会、情報収集の方法、NHKの朝ドラなどなど、どれも面白くて(私は「お金を払って参加するのは若い人の集まり」というのが印象に残りましたが)、気が付けば時間が経っていたという感じです。実際に研究会では「あっという間に2時間」「もうこんな時間」というお声が多かったですし、後に続く交流会でも「話が尽きませんでした」というお声が上がりましたので、本当に良い時間を共有できたのだと思います。改めて、新井さん、ありがとうございました。
というわけで、参加者の皆さんは、まだ聞き足りない、話し足りないという感じでしたので、ぜひまたの機会を(万博後ぐらいに)設けたいということで締めました。
■日 時 : 2024年12月6日(金)19:00~20:45
■場 所 : ハービスPLAZA 5F会議室 (大阪府大阪市北区梅田2丁目5-25)
■主 催 :関西ネットワークシステム(KNS)
■共 催 :梅田MAG(阪神電気鉄道(株))
■プログラム
◎テーマ 「国内外の電動キックボードと空飛ぶクルマの動向について」
◎話題提供者 新井 秀美 さん
行政書士、Smips(知的財産マネジメント研究会)エンタメと知財分科会オーガナイザー
2020年2月~2024年4月 テトラ・アビエーション株式会社取締役、SWALLOW合同会社業務執行社員
2024年10月 eVTOL insightsが選ぶWoman in AAM 2024に選出される
*コミュニティスポット2525は、全国各地(海外も含む)で活躍する産業振興やまちづくりのキーマン(決して地位や肩書きではなく熱い思いを持って本気で活動しているひと)を大阪にお招きし、KNSメンバーや関西の思いのある仲間とコミュニケーションの輪を拡げる場です。
本企画の実施に際しては、阪神電気鉄道株式会社さんの全面協力により、ハービスPLAZA5F会議室をご提供いただき、共催で開催しています。ハービスPLAZAの地番2-5-25にちなみ、「コミュニティスポット2525」と命名しました。
*オープン・サイエンス研究会は、KNSの有志で続けてきた「サイエンスフェアin兵庫」への参加・出展が10年を越えるのを機に立ち上げました。サイエンスやテクノロジー、あるいはそれらから生み出されたものと、人や社会の活動との接点について、“科学をひらく”気持ちで、みなさんと一緒に、面白そうなところを探ったり、体験したりするところから始めて、発展させていければ、と考えています。