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【中国支部】「大人の修学旅行ツアー in広島 2017」

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2月18日(土)から翌19日(日)までの2日間に渡り、広島県西部における歴史や由緒ある名勝地や史跡、地元由来の魅力に溢れる名所や施設、そして話題急上昇中のあの場所など、地域内に点在する様々な見どころを見学・観覧し学びながら駆け巡る「大人の修学旅行ツアーin広島2017」を開催しました。

■1日目となる18日(土)は、早朝より参加者の方々にJR広島駅へ現地集合して頂き、一路呉市内へ。
嘗て世界最大最強を誇った戦艦「大和」を建造し、日本が世界一の造船国へと発展する一翼を担い支えた、呉の「ものづくり技術」の歴史や内容が紹介展示されている「大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)」を、専属のボランティアガイドの方の案内で巡回し、隣接する日本初の実物の巨大潜水艦の陸上展示(当日は外装工事中で外観を拝めず…)や乗艦を始め、海上自衛隊の歴史などを展示する「てつのくじら館(海上自衛隊呉資料館)」と共に見学を行いました。
そして、昼食は呉名物である「呉海自カレー」を参加者全員でしっかりと味わいました。

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その後、呉市内が舞台となり観客数130万人を超えて更に全国へ上映拡大中の話題アニメ映画「この世界の片隅に」のロケ地を巡り、国の重要文化財である「旧澤原家三ノ蔵」では他の見学会で訪れた係員の方に説明を頂ける幸運な機会にも恵まれ、その他「小春橋」や「めがね橋」、「病院前の坂」など映画中でもポイントとなる現存する場所を廻りましたが、映画で描かれたシーンとほぼ違わぬロケーションに、映画を観て参加した方々からも感銘や感激の声が挙がりました。

行程上の都合により、国内唯一で現役潜水艦が間近に観られる「アレイからすこじま」や、平清盛の「日招き伝説」などで有名な名勝地「音戸の瀬戸」を車窓から眺めつつ江田島市まで移動し、何とか時間ギリギリで「旧江田島海軍兵学校(現海上自衛隊第1術科学校)」へ到着、定時見学へ参加しました。
「世界三大兵学校」の一つに数えられ、嘗て日本が世界に誇り名を馳せた旧海軍士官養成の場として57年間その歴史や伝統を築きましたが、施設内の「大講堂」や「学校庁舎」を見学した際にはその威厳さや迫力ある佇まいに圧倒され、また「教育参考館」ではより厳粛な雰囲気が醸し出される中、卒業生でもある小説「坂の上の雲」で有名な秋山真之や、日本海軍を代表する提督である山本五十六など、歴史上に名を遺す人物達の足跡や逸話に触れ、更に嘗て国を守る為に命を賭して戦場へ向かった海軍将校や特別攻撃隊で出陣し若くして散った隊員が残した数多く所蔵される遺書を拝読し、あまりに凛として見事な筆跡や文面、決して揺るがず迷いなく真っ直ぐな決意や意思の強さ、そして反面で家族を思いやる純粋で優しさ溢れる気持ちに、大いなる衝撃を受け思わず言葉を失うと共に涙するばかりでした。
日本人としての魂や心情を揺さ振られる大変貴重な機会でもありました。

見学終了後は、江田島:切串港へ移動しフェリーへ乗船、島影揺れる風光明媚な瀬戸内の夕暮れ泥み金色に映える海上をじっくりと眺めつつ航行し、広島:宇品港までの船旅を満喫しました。
そして、本番となる懇親会(一次会)は、日本一の生産量を誇る牡蠣養殖発祥の地に建つ「草津かき小屋」にて開催され、獲れたての新鮮な殻付き牡蠣が食べ放題!の中、参加者全員が黙々と一心不乱に殻を開けて牡蠣を食べ尽くす様や、厳島神社のお神酒を醸造する地元蔵元より直前に蔵出しして貰ったにごり生原酒に心地良くほろ酔い加減となる姿からも、大いに地元の名産品を堪能して大満足する様子が感じられました!
その後、広島市内繁華街まで移動し、懇親会(二次会)を「お好み焼き越田本店」で開催しました。広島名物のお好み焼きなどを美味しく食しつつ、ここで漸くKNSらしく呑んで騒ぐ!本番モードへと移行し、大いに盛り上がり参加者同士の親睦も深める事が出来ました!
頃合いとなる夜半にお開きとなり、1日目の行程は無事に終了となりました…!

■2日目は、朝の散策からスタートとなり、昨年25年振りにリーグ優勝を果たした地元プロ野球球団広島東洋カープの本拠地である「マツダスタジアム」内を観覧し、周辺に点在する由来あるスポットである「愛宕神社」や「カープロード」「赤いローソン」などを観て回りました。カープファンの方は勿論、他球団のファンの方やご存じない方にも、地元の熱く深いカープ愛の様相を実感頂けたかと思います。

その後、東広島市にある、灘や伏見と並んで「日本三大銘醸地」の一つに数えられる酒都西条地区へ。
林立する赤煉瓦の煙突や赤瓦の屋根や特徴ある鬼瓦、「なまこ壁」白壁が織り成す独自の景観の酒蔵通りに点在する酒蔵通りを、専属のガイドの方に詳しく解説や案内頂きながら巡回しました。
国内外でも有名な醸造蔵元である「賀茂鶴酒造」を始め、「西条鶴酒造」や「福美人酒造」「賀茂泉酒造」「亀齢酒造」などの蔵元を、正に旬真っ盛りの新酒や芳醇豊かな各種醸造酒を試飲、利き酒しながら見学して廻ると云うまたとない絶好の機会に、少々ほろ酔い加減ながらも心地好い時間をより楽しく過ごせました。
因みに、参加者の方々が、各蔵元でこぞって多くの本数のお酒をお土産として購入された事は云うまでも有りませんが…

再びJR広島駅に戻り、市内を走る広島電鉄の路面電車へ乗車し、広島市中央部へ移動。
昼食となり、広島県人ご用達と云われる「むすびのむさし」にて名物のむすびやうどんを堪能しました。
徒歩での移動途中に、本当の爆心地とされる「島外科内科病院」や昨年新たにオープンした新たな観光施設である「おりづるタワー」などを通り、「平和記念公園周辺」へ到着しました。
昨年世界文化遺産登録20周年を迎え、広島並びに日本において平和を訴える象徴としての存在が近年更に注目される「原爆ドーム」を観覧し、すぐ横を流れる元安沿いを散策しつつ、「ひろしま世界遺産航路」の桟橋へ移動して、クルーズ船へと乗船。
「原爆ドーム」と「宮島」の二つの世界遺産を結ぶ国内唯一の航路で、乗船後にはまず河川を航行し、船上から「原爆ドーム」や「平和記念公園」を望み、河川に架かる数々の橋をくぐりながら南下します。河川上では船外に出てクルーズ船の疾走する様を大いに体感しつつ、河川からの街並みや護岸の風景を観覧する滅多にない新鮮な体験が出来ました。(真冬の時期でしたので、少々寒かったですが…)
その後海路へ入り、一路宮島を目指しますが、ここでも昨日のフェリー乗船時と同様に、島影揺れる瀬戸内海の風景を堪能出来ました。(冬の季節はやや海面が荒れ気味なので、少々揺れました…)

無事に宮島桟橋へと到着し、「日本三景」に数えられる「安芸の宮島」へ上陸。早速に数頭の鹿と遭遇、出迎えを受けました…!(奈良公園には負けますが、宮島にも鹿が生息しています…)国の特別名勝や特別史跡にも指定され、「原爆ドーム」と同時に世界文化遺産登録され同じく20周年を迎えましたが、近年国内はもとより外国人観光客がより多く訪れる国内有数の観光地となり、本来は真冬の閑散期ながら多くの訪問客で賑わう様相には、少々驚かされました…
表参道商店街を通り、数多くの土産物店や物産店、飲食店や、名物銘菓「もみじまんじゅう」の製造元などが軒を並べ、多くの観光客で賑わっていました。此方には世界一大きな「大杓子」が展示されており、その威風堂々とした風格で存在感を見せて横たわっていました。
海沿いの参道を通り、誰もが知る有名な「大鳥居」を横目に観ながら、「厳島神社本殿」へ到着。
平安の世を忍ばせる寝殿造り様式を現世にも伝え、海上に浮かぶ朱塗りの神殿は、満潮時にはその姿を海面上に映し、より美しく景観に映える様を拝ませてくれます。(当日は誠に残念ながら干潮時で、その姿は拝めませんでした…)拝殿を経由して東側より回廊を渡り、本殿へ参拝後に大鳥居を望む平舞台へ移動し、本殿や大鳥居の景観を眺めつつ、西側の回廊を途中能舞台の横を経由して渡り、本殿の参拝が終了しました。
その後、周辺の「五重塔」や豊臣秀吉が建立を命じ未完成のまま現在に至る「千畳閣(豊国神社)」を観覧し、再び表参道商店街にて各自見物しながらお土産を購入してから、宮島桟橋へ集合、JR宮島フェリーへ乗船し、夕暮れ泥む宮島の景観を惜しみつつ、対岸の宮島口桟橋へと移動しました。
JR宮島フェリーは、国内に唯一現存するJR運営のフェリーかつ鉄道連絡航路でもあり、宮島側の桟橋は「JR宮島駅」でもあり同様に国内唯一「船しか来ない駅」として、全国のJR駅で通し切符が購入出来ます。(今回もその通し切符にて乗船し、記念に持ち帰りしました…)
最後にJR宮島口駅より山陽本線在来線の列車に乗車して、再度JR広島駅まで帰着し、無事に現地解散となり、今回のツアーを完了させて頂きました…!

延べで14名の方々にご参加頂き、殆どの方々が遠方より往復で現地へ赴いて頂いて、レンタカーやフェリー航路、JR路線や路面電車などでの移動や、約3万歩に及ぶ徒歩での移動など、僅か2日間の中での多種多彩な移動手段に加え、通常では誰もが考え付かない程の過密スケジュールが続き、最後は殆どの方々が少々お疲れモードな状況ではありましたが、ご参加頂いた方々とはより多くの時間をご一緒出来た事で更に親睦も深められ、共に訪れた広島地域の多くの場所での様々な情報や経験なども共有出来て、本当に有意義で実りある、そして参加者の方々からも楽しみ多く思い出に残る感想が多数寄せられた、感慨深いツアーともなりました!

今回のツアーを契機として、より多くの方々にも広島地域への関心や理解を深めて頂き、この地域を訪れて頂く事で、更に多くの愛着を感じて貰える事を願ってやみません。
そして、また今回に続く新たな企画でのツアー開催も是非実現出来たらと思う次第です。

最後となりましたが、今回のツアー開催に際しまして、多くの方々のご支援・ご協力を頂き、特に中国支部世話人のひとり渡辺幸三さんには多大なるご尽力をお願いしまして、重ねまして深く御礼と感謝を申し上げます。

そして何より、大切な週末の時間を割いて貰い!馳せ参じて頂いた参加者の皆様、本当に有難うございました!

(報告者:中国支部 岡本 勝幸)

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