Activity Report 活動報告
第39回ものづくり・ひとづくり研究会
今回は論文発表の機会を作りました。
大阪産業集積の歴史に触れてみる研究会です。
きちんとした歴史認識が、現在の私も含め、できていないのが現状のような気がします。
みなさん、大阪砲兵工廠ってご存知ですか?
戦中まで大阪城の東側一面の広範囲に位置し、一時6万人も雇用していた工場が、ここ大阪にあったのです。
今の時代、一つの大企業でも、一事業所で6万にの雇用を創出する企業なんてありますか?
そんな時代を経験し、今大阪府下一円に企業集積があるのは、この時代より引き継ぐ、砲塔を加工する技術、アルミを加工する技術等の技術の礎があったからだいう論文を、この春発表されました。論文の筆者の大阪産業経済リサーチセンターの主任研究員、松下氏をお迎えし、”砲兵工廠と産業集積の関連性について”というテーマで、ざっくばらんに大阪の産業歴史に関してお話しいただきました。
その後、場所を変え懇親会を行いました。
日時 2012年5月23日(水)
場所 katanaオフィス淀屋橋会議室
時間 午後7時30分より午後9時
参加費 運営協力金 1000円
懇親会費 実費にて