Activity Report 活動報告
第33回ものづくり・ひとづくり研究会
KNS第33回ものづくり・ひとづくり研究会 in MOBIO-Cafe
今回のものづくり・ひとづくり研究会はmobio-cafeと共催で開催いたしました。
KNS世話人のひとりで、大阪大学の兼松教授より「電磁ノイズ」をテーマにした研究会した。
電磁ノイズは、機器への悪影響、性能の劣化など、さまざまな場面で
問題を引き起こしています。解決に向けては、多くの技術がありますが、
複雑で決定打に欠けるのが現状ではないでしょうか。
また、日本が誇る巨大陽子加速器が、設立当初、ノイズのため立ち上がらない危機がありました。これを救ったのが、阪大核物理研究センターの佐藤健次教授と土岐博
教授。佐藤?土岐三線対称化回路を導入し、ビームの安定化に成功しました。
土岐博教授(現阪大名誉教授)は、これを理論化し、アンテナ理論を含めて、電
磁ノイズの発生と回路への侵入を根本から解き明かしたのです。
今回はこれを具体的な機器やデバイス、究極的にはインフラへと展開することを目指して、今年、コンソーシアムにつながればと企画した次第です。
<講師>
大阪大学教授 産学連携本部イノベーション部部長
KNS世話人のひとり 兼松 泰男 氏
<内容>
・電磁ノイズ対策の究極技術って何
・何に適用できるか。どんな事業展開があるのか
・コンソーシアム、そして何を目指すか
・開発企業の権利確保と自由な発展
■日時:平成23年6月3日(金) (講演)18:30-20:00、(交流会)20:00-21:00
■会場:MOBIO第1会議室(クリエイション・コア東大阪 南館2階)
■主催:MOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)/KNS(関西ネットワークシステム)
終了後MOBIO-Cafe方式で懇親会を行いました。すごく盛況な研究会でした。