Activity Report 活動報告
第15回循環型社会研究会
2007年11月14日(水)にアストラゼネカ株式会社 前臨床開発部 東泰好さんをお迎えして、循環型社会研究会を開催しました。
講演テーマは「環境中の医薬品をどのように考えるか」
医薬品の使用に端を発する新たな環境問題が新聞等で報じられ、国内外の学会でも頻繁に論文が発表されているそうです。
環境中に医薬品由来の化学物質が検出していることは事実ですが、だからといって医薬品が病気の治療に不可欠なものであることからすると、バランスのとれた見方をしていく必要があります。
東さんのお話しからは、下水処理の高度化など、様々なセクターがこの問題に貢献出来る可能性があること、また、欧米を中心に、医薬品の開発の中で環境影響を評価する仕組みが検討され、我が国での導入検討もされはじめていることなど、まさしく最先端のお話を伺うことが出来ました。
専門的な内容ながら、非常にわかりやすくお話をしていただきました。