KNS　ひとりごと

水谷好宏 (KNS世話人（有限会社みなとねっと）)  Vol.20

さて、2010年6月に起こったことで、
話題の子供手当はやっと今月振り込まれましたが、総理大臣も変わり、
まだ何もしてないのに、支持率急上昇なんて変なことに。
また、Ｗ杯の日本代表も､開幕前は全然期待されていなかったのに､
1勝して注目を浴びると、掌を返したように期待され、
サッカーにはまるっきり興味のなかった人まで、サッカー観戦の毎日です。
なんか人の目ばかり気にしてたら、自分の思っていることが全然できない。
どこかから聞こえてきそうですが、マスコミやらクチコミ、いろんな変な情報に振り回されて、
結局、人の感情や思考などを左右する象徴の様な気がします。
本来、情報は使って初めて価値のあるものに変化するものなんじゃないでしょうか。
また、人脈も同じ。最近、うまく使えていないなぁと、おもってしまいます。

なぜ、起業され たのですか？
質問されたときは、起業したことに後悔するしとかしないとかの回答をしていました。
でも、今振り返ると、後悔とかじゃなくて、ブリの名前が変わってくのと同じように、自然なことと思えるようになりました。
いかにも日本的な発想で、寄らば大樹の陰じゃありませんが、IT業界は、多重請負の業界で、
元請けにはエンジニアの半数以上も下請けが当たり前な業界です。
規模の経済に負けそうな時もありますが、中小零細の下請け企業なりの運と 底力は持ち合わせていますので、
毎日食べるのに困らない程度に生活できています。
今は、おもしろいとか、楽しいとか、人の役にたつとかで､仕事を判断できたりすることがいいですね。
もちろん､お金のための仕事もしますが､極端に､売上至上主義とか、成果主義とかあんまり関係ないことやってます。
だからでしょう か、いつまでたっても儲からないんですけど・・

また、この業界のおもしろいことは、常に新しいものが生み出されるところにもあると思っています。
昨日できなかったことが、明日にはできるかもしれない可能性があります。
自分の力でできることもあれば、他人様の力によるところもあります。
これをうまく、足し算じゃなく、かけ算ができるもの、本来もっているITのおもしろさの筈で､
KNSにも通じるものがあるようにいます。

いろいろ書かしていただきましたが、実は、KNSに参加したのは、ごく最近で、活動に参加して、ちょうど1年ほどになります。
世話人会議後の飲み会にいきなり合流し、その場で堂野さんに、「次の定例会で発表頼むわ」がきっかけで参加することになり､
今まで、机に向かってカタカタやってきた私には、なかなか出会えない変な人たちに出会い､イキオイに圧倒され、
そこには、引きこもりガチな私の周りとは違った空気が、KNSにはありました。自然の流れの中、世話人を引き受けました。

Mebicを出てから、ますます引きこもりにも磨きがかかってきておりますが、
このコラムを書きながら、定例会などでお会いした､皆さんの顔を少しずつ思い出しながら、
いろんな方たちと交流できたことに感謝しつつ､また新しい出会いが続きますように。

最後に、もっと 気楽に、いきましょう。
KNSの様に。
気楽に（？）、 飲んで、騒ぐ
こんな懐の深さも、私が世話人でいれる理由かもしれません。

世話人のひとり 　水谷でした。