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コミュニティスポット2525 Vol.62

KNSでは、阪神電気鉄道様の協力のもと、ハービスプラザにて、コミュニティスポット2525(コミュスポ)を開催しています。

今回のテーマは、「全く新しいインターンシップ!‐長期有給のプレイスメントテスト-」。
熊本大学から、地方の雇用創出と学生の就業準備の教育研究に携わる紺屋博昭氏(INS雇用研究会会長)と、スペインの弁護士で同大大学院博士課程で研究中のフアン・カルロス・ブテリエル氏をお招きして、いま注目の「長期&有給インターンシップ」について、ご自身の経験を交え話題提供をいただき、参加者の皆さんと議論を深めたいと思います。

労働力不足の時代、力を発揮してもらえる若い企業人材を探すに有用なのが「プレイスメントテスト」。
在学中の学生らに実際の企業組織内の具体的仕事を長めに担当してもらい、取り組みや成果へのプロセスを企業がじっくり見極める方法です。もちろん企業は賃金も残業代も払います。学生らにとっても、2,3日かそこらの企業見学より、仕事の責任や楽しさを学ぶ機会になります。
このテストは、新しいインターンシップと理解され、企業と学生を橋渡しする長期有給インターンシップマッチングビジネスも注目されています。

今回は、KNSとしてこの話題を掘り下げるべく、KNSメンバーもこの議論に参加し、参加者全員で面白く盛り上げたいと思います。

次世代と豊かに職場で付き合い、次世代を楽しく育てるきっかけになりそうな全く新しいインターンシップ、一緒に考えてみませんか?

どなたでも参加できますので、ご関心ある方は是非お越しください。

 日時:2025年8月2日(土)15:00~18:30
 場所:ハービスPLAZA 5階 貸会議室2号室
    大阪市北区梅田2-5-25
 スケジュール:
   14:30 受付開始
   15:00~16:00 話題提供・論点整理
       「長期で有給のインターンシップ -ジョブ型雇用と適性テスト?-」
        紺屋博昭氏 熊本大学教授/INS雇用研究会会長
        ブテリエル・オルガンビデス・フアン・カルロス氏
              熊本大学大学院社会文化科学教育部博士後期課程
   16:00~16:10 休憩
   16:10~18:30 トークセッション
        【ミニプレゼン】
          領家誠氏 生駒市 副市長
           「自治体で長期有給インターンシップが有用なのか?」
          東瀬朗氏 新潟大学 社会連携推進機構 産業安全文化協創センター 副センター長・教授
           「卒業研究・修士研究と連携した長期インターンシップ」
        【意見交換】
        〈スピーカー〉
          紺屋博昭氏 熊本大学
          ブテリエル・オルガンビデス・フアン・カルロス氏 熊本大学大学院
          領家誠氏 生駒市
        〈ファシリテーション〉
          東瀬朗氏 新潟大学
          その他、随時参加者からも意見をいただき、進行します。
   18:45~ 交流会「センバキッチン」

 参加費:5,000円(交流会込み、交流会不参加の場合は1,000円)

【ゲスト プロフィール】
■紺屋博昭氏 熊本大学大学院人文社会科学研究部付け教授。
 同大にて労働法・労働市場法・雇用構築学の教育研究を担当。1969年北海道札幌市出身。北海道大学大学院修了後、弘前大学、鹿児島大学などに勤め、各所で雇用に関わる実践&社会連携事業に取り組む。学生には流行の課題発見型インターンシップの逆をゆく 『課題付与型インターンシップ(単位なし)-就業体験中に企業から課題を与えられ、大学で勉強したのちもう一度企業に戻るプログラム-』や『誰も知らない常時10人未満の小企業インターンシップ(単位なし)』などに当たらせる。INS雇用研究会会長。熊本県労働審議会会長。熊本県労働委員会公益委員。

■ブテリエル・オルガンビデス・フアン・カルロス氏 
 熊本大学大学院社会文化科学教育部博士後期課程在籍。
 同大学院修士課程修了。文部科学省国費外国人留学生。1995年スペイン・マラガ生まれ。マラガ大学法学部在学中に、スペイン最大手法律事務所GARRIGUESに入社し、海外インターンシップ制度に関する実務経験を有する。専門は労働法。2019年マラガ弁護士会に登録。来日前はアソシエイトとして、若手候補者の採用選考や研修の業務に携わる。研究テーマは労働における権利義務と能力開発の展開。

 

 

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