第12回ソーシャルビジネス研究会

第12回ソーシャルビジネス研究会では、ゆいまーるClub代表の加藤 栄さんからお話をお聞きしました。
加藤さんは、どんな人も人生の3分の1を過ごす『家』を快適にしたいと自然素材の住宅にこだわってきました。
スウェーデン出身の環境コンサルタント、ペオ・エクベリさんと出会い、「2030年まで同じような生活を続けると地球がもう一個あっても足りない」ことを知り衝撃を受け、スウェーデンを視察して、スウェーデンの学校で行われている環境教育、動物の絶滅や気候変動などの現状について学び、また、日本との知り組みの違いについて実感したのだそうです。

自然素材の次のステージとして、環境循環型住宅の共通ブランド「むくむくはうす」の家づくりを開始。
「むくむくはうす」は単なる省エネ・健康住宅ではなく、「水やゴミ、二酸化炭素（CO2）を50％削減するなど数値目標を持つ」、「地下の資源を使った石油由来の製品ではなく、再生可能な地上の資源を使った製品を使用する」など、独自のルールに基づいた環境循環型住宅の共通ブランドです。
昨年5月には、独自のルールに則って住宅の環境性能を評価する新制度「むくむく環境ラベル認定」を新設。
ただ家を建てて終わりにならないように、エコライフガイドブックを作り、「エコ賢い暮らし方」もアドバイスしています。