Activity Report 活動報告
コミュニティスポット2525 vol.18
コミュニティスポット2525 Vol.18 では、政策研究大学院大学 准教授の隅蔵康一さんをお招きして、「知的財産マネジメントと科学技術イノベーション政策のトピックス」についてお話いただきました。
隅蔵さんからは、まず、多大な投資がされていても、いくつかの個別の事例を除けば、全体的な効果が見えにくい基礎研究について、イノベーションへの貢献度を明らかにしようとする試みについて。次に「民間企業の研究活動に関する調査」の成果から、企業による博士課程修了者の採用状況等や、知的財産活動への取組、それらとイノベーションの関係、大学等との連携などについて、ご紹介いただきました。
KNS初参加や久しぶりの参加の方を含めた23人の方に参加いただき、交流を深めています。(今回は、Smips関西の活動としても位置づけられています。)
□ 日時:2013年11月13日(水)19:00-21:00
□ 場所:ハービスプラザ5F 会議室2
http://www.herbis-kaigi.com/
□ テーマ 「知的財産マネジメントと科学技術イノベーション政策のトピックス」
□ 話題提供者 隅藏 康一さん(文部科学省科学技術・学術政策研究所 第2研究グループ 総括主任研究官、政策研究大学院大学 連携准教授、知的財産マネジメント研究会(Smips)総合オーガナイザー)
□ 隅藏 康一(すみくら こういち)さん話題提供者プロフィール
〔所属等〕
文部科学省科学技術・学術政策研究所 第2研究グループ 総括主任研究官、
政策研究大学院大学 連携准教授
学位 博士(工学)
〔著書〕
隅藏康一・竹田英樹編著『幹細胞の特許戦略』(発明協会、2011)
隅藏康一編著『知的財産政策とマネジメント 公共性と知的財産権の最適バランスをめぐって』(白桃書房、2008)
隅藏康一編著『知的財産88の視点』(税務経理協会、2007)
岡崎康司・隅藏康一編著『理系なら知っておきたい ラボノートの書き方』(羊土社、2007)(改訂版2011)
永田晃也・隅藏康一責任編集『MOT 知的財産と技術経営』(丸善、2005)
隅藏康一(単著)『これからの生命科学研究者のためのバイオ特許入門講座』(羊土社、2003)
渡部俊也・隅藏康一共著『TLOとライセンス・アソシエイト』、(ビーケイシー、2002)
相田義明・平嶋竜太・隅藏康一共著『先端科学技術と知的財産権』(発明協会、2001) 等
〔経歴・職歴〕
1993年 東京大学 理学部生物化学科 卒業
1995年 東京大学大学院 理学系研究科生物化学専攻 修士課程修了
1998年 東京大学大学院 工学系研究科先端学際工学専攻 博士課程修了
1998年 東京大学 先端科学技術研究センター 客員助手
1999年 東京大学 先端科学技術研究センター 助手
2001年 政策研究大学院大学 政策研究科 助教授
2007年 政策研究大学院大学 政策研究科 准教授
2012年 文部科学省科学技術政策研究所(現 科学技術・学術政策研究所) 第2研究グループ 総括主任研究官(現在)、政策研究大学院大学 連携准教授(現在)
□主 催:関西ネットワークシステム(KNS)
□共 催:梅田MAG(阪神電気鉄道(株))https://umeda-mag.net/
梅田MAGを説明する西田さんと今回の企画者で司会の杉浦さん